寂しい気持ち、他人に解消してもらおうとしない凛とした生き方。見習おう!
老後は、社会や人と繋がっていないと心身ともに良くないというけれど・・・
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どんな本なの?
著者、茶々さん。
muragonブログで活躍されているブロガーさん。
私もエッセイブログをmuragonで書いているので、ずっと読ませていただいてます。
皆さんが注目するお弁当の美しさもさることながら、
クスッと笑える楽しい出来事
見事笑い話に昇華したちょっと不愉快な出来事

大好きです!
毎日開くの楽しみにしてます
本にもその面白さは健在です。ぜひ、開いてみてくださいね。
著者の茶々さんは、19歳で食堂を開店し、
以来、何かしら料理の仕事に携わってました。

本の中のお料理、僕も食べたい!
夫を亡くしてひとり暮らしになり、寂しさを紛らわすようにブログを始めました。このような3年後(本の出版)が待ち受けていると思うはずもなく、ひたすら弱音をはいていました。
(おわりに)
ご主人と本当に仲が良かったんだなぁというエピソードばかり。
それだけにお辛かったと思います。
ただ、立ち直っていく姿も凛としていて、カッコいい!
孤独は他人に解消してもらうのではなく、
自分で少しずつ解消していくものだと気付かされます。
とかく、社会と繋がれ繋がれと言われる50代以上・・・
誰かなんとかしてよ、人付き合い大変なのよ
という方に、リアルに人と会わなくてもできる社会とのつながり方、考えていきたいと思います。
社会とつながる手段はたくさんあるよ
ブログを発信するという社会との繋がり方
「社会とつながりなさい」
よくお医者さんが言われますよね。
認知症の原因になると・・
そんなことを言われたら、どうしても外に目が向きます。
再就職、町内会、趣味の集まり・・・
だけど、体調がすぐれなかったり、悪天候が続いたら、社会との関係は持てないのでしょうか?
泣いたり、笑ったり、怒ったり、いろいろな気持ちを吐き出して、ときには共感や励ましの言葉までもらえる。そんなブログは、私にとって再生の場。本当にありがたい場所だと思っています。
(卵かけご飯と納豆の日々から抜け出したのは、ブログのおかげ)
ご主人を亡くした日から食欲が消えたという著者。
でも、なんとか食べなくてはと、人の目をあえて意識した食事をブログにアップしはじめます。

ブログって、世界中の人と
繋がれますよね

コメント欄があるから
ちょっとしたやりとりも
できますよね
まさにブログ発信は、体力、時間、天候に左右されずに社会と繋がれる機会です。

化粧しなくていいのが
何より1番いいわ〜
そう『世を偲ぶ仮の姿』でも大丈夫なのが、何よりも魅力的!

面と向かってだけが
社会に繋がっているって思いがちです

そうよね。よくないわよね。
今の世の中、SNSなど社会との
繋がり方はたくさんあります
外に出られなくても、人と面と向き合えなくても大丈夫!
もう、繋がっているよ!
発信したいことや手段、どうやって見つけよう
では、どうやって自分の発信のテーマを見つけたらいいのでしょう。
茶々さんは、書く習慣があったことと料理が得意なことでした。
最初のうちは、「料理には2割程度の力しか出さないようにしよう」なんて考えていたのですが、実際にはそんなの無理!「いいね」やコメントなどの反応があると「見てくれた人がいるんだな」とうれしくなり、気がついたときには、全力投球していました。
(大根と厚揚げの煮ものから始まった「永遠の67歳」のブログ)

得意なことなら、
次から次へと
書きたいことが見つかりますよね
主婦なら、料理、掃除、子育て、ガーデニング・・
もと会社員なら、経理や営業のノウハウ
もちろん忘れてはならない、趣味のこと
私は、そんな人様に語るほどじゃあ・・なんて言っている人、誰ですか?

好きなことって、
その知識を深めることが苦にならないから、発信しているうちに深くなるのよぉ。
ちょっとした中高年以上の「ココナラ」ですね。
まさしく、知恵の宝庫!
いつかその知識を必要とする誰かと繋がるかもしれませんよ。

ワクワクします!
得意や大好きなことを発信する手段と結びつけることがコツだとわかります。
ブログだけじゃなく、作詞作曲やストリートピアノ、演じることだって発信。
得意な写真をSNSにあげるのも発信。
手段はいっぱいありますね。
自分の中にだけ秘めておくのはもったいないです。発信しましょ!

ただし、教えてやろ
上から目線には、ご注意を(笑)
孤独は最後は自分で薄めていくもの
孤独解消には、今まで培ってきたスキルも十分役に立つということを教えられました。
「寂しさ」や「孤独」は良くないと言われますが、果たしてそうでしょうか。
50年近く、積み重ねたスキルをさらに磨きをかけるには必要な時間とも言えます。
さらに、それがなんらかのお役に立てたら、それはそれで嬉しいことです。

役に立てなければ?

発信しても誰も見てくれないこと
の方が多いけど、それはそれで
安否確認ということで(笑)
自分が楽しければそれでいいじゃん!
孤独を誰かに解消してもらうことを期待して待っているより、
自分で少しずつ孤独を薄めていく、なんなら、他人の孤独も薄めに出向いていく
そんな生き方もいいじゃん!
そう思える1冊でした。
まとめ
・社会との繋がりは、外出することだけじゃない。状況に応じてできる方法で繋がろう
・社会との繋がりは、長い年月をかけて培ったスキルが役にたつ。さらに磨きをかけよう。
・誰かが寂しい気持ちを解消してくれるのを待つのではなく、自分の力を信じよう
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