所ジョージさんは理想だけど、何していいかわからない大人に贈りたい和田誠さんの言葉
今日、寝るときに「楽しかった」と言えるのは、何をした時ですか?
こんにちは!
ようこそいらっしゃいました。
今日の本はこちらです
三谷幸喜著『三谷幸喜のありふれた生活17 未曾有の出来事』
最近、所ジョージさんやヒロミさんなど、上手に遊べる大人に関心が集まっています。
少年のように遊ぶ彼らは、実に生き生きとしています。
ホント羨ましいです
憧れです
私が子供だった頃は、大人が遊ぶというと、お酒を飲んで・・
というイメージです。
しかし、今は趣味の世界に没頭できる人のことを『遊び上手』といい、尊敬を集めるようです。
健全ですね!
そのせいか、最近は、大人も遊ぶように楽しもうとか、遊ぶように仕事しようとか言われるようになりました。
だけど、実際、何していいのかわかりません。
そんな模索したい時の1つの指標としてこんな言葉はいかがでしょう。
レミさんがいつかこんな話をしてくれた。
「和田さんはね、丸一日、ホント、1日中ずーっと絵を描いているの。それで寝る時にね、「ああ、今日もいっぱい描けて、楽しかった」って言うのよ。もうね、和田さんはね、そのくらい大好きなの、絵を描くのが」
和田さん、僕はあなたのようになりたい。
(先輩、仲間、「育ての親」)
レミさんは、勿論、あの料理愛好家の平野レミさん。
そして、このなんとも羨ましい毎日を送っていたのは、レミさんの夫、イラストレーターの和田誠さんです。
勿論、和田さん、仕事として、絵を描いているのですが、たとえお金にならなくても絵を描くのは楽しかったんだろうなぁと容易に想像できるエピソードです。
なんか幸せな気分に
なります
みうらじゅんさんは、それを『依頼されてもない原稿を書き続けること』と表現しました。
つまり
誰かの役に立つとか立たないとか、お金になるとかならないとか、効率云々・・
それらを度外視してでも、やっていて、とにかく楽しい。
そう思えるものが『大人の遊び』
なのかなぁと思いました。
『これ、一体、何の役立つんだろう?』って考えてしまうけど、したくなること。
きっと皆さんもお持ちでしょう。
もしかして・・!と、思ったら、それ、ビンゴかも。
役に立たないからと、諦めてたことに
楽しいことがあるかもしれないのね
だけど、もし他人にそれ何の役に立つの?と聞かれたら?
自分が寝るときに楽しかった!って言うため
と答えてみてはいかがでしょう。
本について
朝日新聞夕刊連載の単行本17弾。今号は新型コロナの感染拡大前後に書かれたエッセイを収録。街を行き交う人々がマスク姿に変わるなど、日常に対する戸惑いや演劇界への思いなどをつづる。話題の大河「鎌倉殿の13人」の創作秘話や古畑任三郎の新作小説など盛りだくさん! カバーイラストはヨシタケシンスケさんに。
(朝日新聞出版 公式サイトより)
大河ドラマの裏側
コロナの頃の演劇界の話
そして、お子さんとの
心温まる交流
楽しいエッセイ集です
三谷少年のイタズラ話も面白いです
今回は、大人の遊び、没頭して楽しめることについて考えてみました。
寝る前に「あ〜楽しかった」と言える日々が送れたら嬉しですね。
よかったら、ぜひ、本、開いてみてください。
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