矢部太郎『ぼくのお父さん』を読んで、子どもの名前について考えた

矢部太郎

名前で、からかわれたことありますか?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

矢部太郎 著 『ぼくのお父さん』
<名前>より

いずみくん
いずみくん

太郎くんは
子どもの頃
もっとかっこいい
名前に憧れていました

どんな名前でも、からかわれるもの。だけど親の愛情はどの名前にも詰まっている

<今日のことば>

「お父さん・・なんで たろうって名前つけたの?」
「ああ・・役所で「見本と一緒でいいんですか?」なんて言われちゃったけど・・はは   僕の絵本に登場してほしくて・・だよ」

(名前)

大河ドラマでも活躍中の矢部太郎さん

お父さんは絵本や紙芝居の作家です

矢部家では、お父さんが育児を全てしていました

そんなお父さんとの幼い頃の思い出が描かれた作品です

ほっこりする作品です!

さて、みなさんは、幼い頃、人形に名前をつけて遊びませんでしたか?

私も色々つけたなぁ・・

きっと時代色にどっぷり染まった名前だったと思います(笑)

そして、いよいよその成果が試される日がやってきます

我が子の名付け

難しいですよね?

歳をとって、病院で呼ばれても恥ずかしくないような名前にしよう・・

と、考えました

でも、今や番号で呼び出しだったりします

そんな先まで考えなくて
良かったんだ😒

からかわれないようにしよう・・と、思いました

でも、夫に言われました

「どんな名前をつけたって、誰でも一度は名前でからかわれるものだ」

確かに

矢部さんは、日本の物語の太郎の多さに辟易します

知り合いの◯太郎くんは、駄菓子の名前の多さに辟易したと言います

きゃべつ太郎・・いか太郎・・

太郎くんあるあるなのかな?

自分の絵本に登場してほしくて、太郎くんとつけたというお父さん

名前に理由があるのは、子供にとって幸せなことだと気付かされます

太郎くんが出てくる
絵本は1冊もないそうですが・・

そういえば、ある人は、名前を霊験あらたかな場所でつけていただいたそう

ありがたいけど、ちょっと淋しいのだと言います

そういうことだったのか・・と、思います

我が子の名前、ちょっとフツーだったけど、頑張ってつけて良かったなぁ

と、今更ながら思います

からかわれたかもしれないけど・・ね

皆さんは、

お子さんの名前に
どんな思いを託しましたか?

感想(読書メーター)

読みたかった本。矢部太郎さんって、本当に家族に愛されて育ったんだなぁと本を読みながら、ずっと感じていました。子供達の育児ノートを自分が子供だった頃と重ね合わせながら書く。あ〜そうしていれば、もっと楽しく書けたかなぁ

本について

本のデータ

著 者 矢部太郎
出版社 新潮社
発行日 2021年6月20日

家にいて、ずっと絵を描いているお父さん。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それとも――。絵本作家の「お父さん」と幼い「ぼく」のほのぼの漫画。

(新潮社 公式サイトより)

お父さんのご近所さんとの
付き合い方もいいんですよね

つくしの食べ方
おやつはツツジ
生きる力しっかり
教えてます

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