これって、私に向いていないんじゃない?と、時々思います
こんにちは
今日の本はこちらです
近藤史恵 著『たまごの旅人』
<4th trip 北京の椅子>より
どんなに好きなことでも
向いているかどうか
不安になります
途中で休んでも、なんだかんだと続いていることは、好きで向いていることだと思う
<今日のことば>
その場その場で仕事を頑張って、失敗しながらでも続けて行けたら、きっとそれは向いている仕事なんだよ。
(4th trip 北京の椅子)
仕事だけではなく、趣味でも習い事でも、
『私、向いていないんじゃないかな?』
と、思う瞬間があります
主人公の海外ツアー・コンダクターの遥さんも、ツアー客のおじさんに怒鳴られ、シュンとしてしまいます
ホント、この物語、
迷惑シニアが
何かやらかすのよね。
そんな時、看護師の友人に言われた言葉が<今日のことば>です
私自身、ブログを書いていると、そんなことを思う日があります
文章書くの向いてないなぁ〜
今日でやめようかな〜
なんてね!
でも、しばらくすると、また書きたくなる
好きなんだなぁと思います
好きなことって、楽しいことばかりじゃないんですね
遙さんも仕事に就く前に「好きなことは仕事にしない方がいい」とアドバイスされます
好きなことを仕事にすると言うことは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。好きなことを、好きなだけではいられないということなのだ。
(同上)
本当に好きじゃなくなってしまう可能性もある
つらいことがあると
なおさらです
それでも、やらずには、いられないこと・・
それこそが、好きで向いていることなのかもしれません
料理も掃除もやりくりも・・
OVER50がなんだかんだと続いていれば、好きで向いていること!
めげそうになった時は、ぜひ、この言葉を思い出してみてくださいね
本について
念願かなって海外旅行の添乗員になった遥。風光明媚なアイスランド、スロベニア、食べ物がおいしいパリ、北京……異国の地でツアー参加客の特別な瞬間に寄り添い、ひとり奮闘しながら旅を続ける。そんな仕事の醍醐味を知り始めたころ、思わぬ事態が訪れて――。
ままならない人生の転機や旅立ちを誠実な筆致で描く、ウェルメイドな連作短編集。(実業之日本社 公式サイトより)
新米添乗員さんのお仕事話
海外の様子は、著者の経験でしょうか?
面白いです
どの旅にも、迷惑なおじさん・おばさんが・・
そんなに面倒な存在なのかな?
同世代の著者が書くから身につまされます(笑)
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