こかじさら著『寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ』を読んで、介護破産について考えた

こかじさら

親の介護費用・・持ち出しにならなきゃいいけど

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

こかじさら著『寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ』
<地獄の沙汰も金次第・・・?>より

いずみくん
いずみくん

父(92歳)母(90歳)
叔父(89歳)叔母(89歳)
4人の介護生活の始まり😱

急な持ち出しがあることも。自分もある程度、用意できるようにしておく

<今日のことば>

親の死を願うとは何事だ!と怒られそうだが、子や孫の代まで影響を及ぼしかねない介護費用。施設への入居期間が長くなれば長くなるほど、子供世代の生活基盤までもが脅かされかねないのだから、悠長なことなど言ってられないのである。

(地獄の沙汰も金次第・・?)

介護破産という言葉があるそうですね

自分の老後資金もままならないのに、親の介護で持ち出ししたら、自分たちの介護費用は、到底賄えない

となれば、私たちの介護費用は、我が子たち(介護されている人からすれば、孫世代)が、賄うことになる

確かに、影響大ですね

ここに登場する著者の友人の母親の高齢者施設の費用

母親の貯金を毎月15万円ずつ切り崩しながら入居していたと言います

年間180万円、10年で1800万円・・

庶民ではとてもとてもです

本当に大変ですね

でも、介護士さんたちのことを思ったら、「もっと安く!」なんて、言えないです

著者自身、叔父の高齢者施設のお金を払おうとしたら、ATMでは、1日につき、20万円以上の振り込み・引き出しができないことが判明

急な出費となれば、
持ち出しもあり得るんですね

この場合、手続きさえすれば、クリアできるのですが、介護費用を捻出するのも容易ではありません

自分もある程度、蓄えが必要になるのか・・・はぁ

こうなったら、自分で自分の健康を守るしかない

著者も

予防を心がけるとか、怪しいと思ったら自ら進んで治療をするとか、適切な薬を処方してもらうとか、できるだけのことはする気構えでいたいと思っている。

(私たちはどう老いるか)

立つ鳥跡を濁さず

親のことは、しょうがないとして、自分は孫の代まで負担を残さぬよう健康と費用、常に気に留めておきたいと思います

感想(読書メーター)

両親の介護でさえ大変なのに、叔父叔母の介護までする羽目になるとは・・こういうの読むと、親のこともそうなんだけど、自分の生き方について振り返るようになる。自分で判断できるうちは、自分のことは自分で決める。お金はある程度用意しておく。それができなきゃ、手を貸してくれる人も比例して減っていくと知った。気をつけよう

本について

本のデータ

著 者 こかじさら
出版社 WAVE出版
発行日 2022年11月19日

故郷にUターン移住した先に待っていたのは、
92歳の老父と90歳の老母、そして子どものいない88歳の叔父叔母夫婦との何ともやっかいな生活。
わがまま、逆ギレ、能天気、人任せ……四者四様の様相を呈して立ちはだかる4人に、
「これは修行か! はたまた罰ゲームか!」
顔を歪めながらも奮闘する日々。

「ピンピンコロリ!」なんて逝き方は夢のまた夢。
合わせて360歳、平均年齢90歳の彼らに将来の自分の姿を重ね、
「私たちは、どう老いるか」
恐怖を伴った問いが頭から離れない――。

介護を経験した人であれば首がもげるほど共感できる、
家族愛もきれいごとも一切通用しない本当の介護を描くせきららエッセイ。

(WAVE出版 公式サイトより)

母親が好きではない著者
コミュニケーションで
苦労します

介護される側になっても
自分のことは、自分で責任をとる
それだけでも介護者の負担を減らせます

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