『本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方』
どんな本なの?
「なんとなく使ってきたけれど、本当に今の自分に必要かどうか分からないもの」や「なんとなくモヤモヤする考えグセ」などを思い切ってやめてみようというお話です。(中略)
(はじめに)
自分にとって本当に必要なものはなんだろう?と考えてみるきっかけにしてもらえたら、もっとうれしいです。
・炊飯器やテレビが壊れた時
・メイクや服は年齢の変わり目
・友達、最近ちょっと気が合わないな〜と思う時
それは、一度立ち止まって考える時。
誰にでも訪れる転機です。
著者はどう結論づけたのか?
そこに至る過程は、実に参考になります。
もちろん、「でも、私には必要」と思えば、それで良しと著者も言っています。
とにかく一度『考えることに意義がある!』
モヤモヤしている人も、時短したい人も一緒に考えてみませんか?
今日は、私も「やめたいなぁ」と思った3点についてです。
私も「やめてみたい」3つのこと
1.『「自分には◯◯は似合わない」という思い込み』
「私には似合わない」という考えグセをやめ“ステキだと思ったものを好きに楽しむ”決心をしたのでした。
(服の巻 その1)
いとこから赤いドレスをもらった著者。
華やかな女性っぽいシルエットを見ると、絶対似合わないと思ってしまいます。
なぜそこまで拒絶するかよくよく考えてみたら、小学生の頃の男子の言葉
『男みたいなのに、赤いスカートはいてて、変〜』
ってからかわれたことがきっかけ
小学生の男子って罪よねぇ
大人になったのに、いまだに引きずっている言葉ないですか?
著者は、メイクもおしゃれも覚えた今だから、状況は全然違うはずと思い直しました。
着てみたら評判のいいこと。
ご本人も明るい気持ちになれたとのこと。
子どもの頃、言われた
「あなたには似合わない」
「あなたには無理」
そんな言葉に意外とずっと囚われている私たち。
でも、言った本人は覚えてないのよね(笑)
子どもの頃の姿かたちも経験もあの頃とは全く違う私たち。
一度トライしてから結論出すのもいいかも知れませんね。
2.『コンビニちょこちょこ買い』
お財布に優しくないし、部屋にムダなものが増えるし、こりゃ少しコンビニ行くの控えた方がいいかもな。(中略)
(コンビニの巻)
ってか、まず、コンビニでちょこちょこかけ込まなくてもいいように忘れ物しないのが先じゃない?
著者、打ち合わせのたびに、ペンやメモ帳を忘れてコンビニへ駆け込みます。
使いかけの大量のそれらを見つけて反省します。
それだけ買えばいいんだけど、
ついついお菓子とか飲み物も買ってしまうのよね
旅先や急なアクシデントに見舞われた時は、
コンビニって本当にありがたい存在です。
でも、やっぱり、スーパーやドラッグストアの方が安い。
著者、少しでも減らそうと、次の日の準備やなくなりそうな物を寝る前にチェックするようにしたそうです。
そうしたら、ムダ買いは減るし、時間もあわてなくなったと言います。
事前準備って、節約に大切な要素なんですね。
心がけたいと思います。
コンビニは緊急の時だけって決めればいいのね。
それならスイーツの誘惑にも勝てるかしら?
3.『「充実させなきゃ!」と思うこと』
スケジュールがうまっているってことは、それだけたくさんの人に必要とされているんだろうなぁ。(中略)
(「充実させなきゃ」の巻)
“こういうことをすれば充実している人に見えそう”ってことばかり追いかけていた気がする。
忙しい人=必要とされている人
この公式、わかるような気がします。
実際、そうアピールする人もいますしね。
人って他人から必要とされてなんぼって
思う生き物なのよねぇ
著者も充実させようと、あちこちのお教室に通うのですが、挫折。
でも、ある日、ベランダの片付けをして気がつきます。
『自分の生活の中にも私なりの充実感はちゃんとあったんだ』
それもあれこれ試してみたから気づいたこと。
そんな私の地味な生活も他人からみたら、
羨ましいぐらい充実したものかもしれないよ!
それに白いスケジュール帳の方が、自由度あってカッコいいよ!
って私は思います。
この本から学んだこと <まとめ>
・子どもの頃の呪縛で似合わないとか無理だと思いこんでいること。一度だけやってみよう。
・コンビニは緊急性の高い時に行くところと心得よう。モノを増やさないために
・充実度は、他人の方が高いと思うもの。実際は、自分のもかなりイケてるよ。
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