1ヶ月12万円生活は可能なのか?読んでみた
どんな本なの?
著者のショコラさんは、私もエッセイ書いているmuragonブログで、
日々の楽しい生活を綴られている人気ブロガーです。
1LDKのマンションでひとり暮らし。
(はじめに)
40代で離婚した夫とのあいだには、息子がふたり。
仕事は週4日のパートタイムです。
素敵な暮らしは、ブログ、雑誌などで目にされている方も多いかと思います。
まぁ、その生活も生き方も、ドラマチック!
一人で切り拓いてきたからこその力強い説得力があります。
その中で、「どうすれば上手な暮らしができるのですか?」の問いにこう答えています。
「なんとかなるだろう」と、運まかせにしないで、自分の手で「なんとかしなくちゃ」と意識を変えることから、始めればいいのです。
(はじめに)
とにかく、老後に向けて、きちんと準備されているショコラさん。
どんな風に老後の生活に備えているかみていきたいと思います。
ファッションも素敵だけど
その買い物術も目から鱗よ!
中高年に役立つ情報ばかり。ぜひ、本を開いてみてくださいね。
ショコラさんの生活費12万円でも「余裕」の秘訣を少しだけ探ってみた
準備、心構え編
ショコラさんの全ての物事の基準は
①身の丈に合っているか ②無理していないか ③それは好きなことか
食器も服もお気に入りのもの以外持たないといいます。
仕事でも人付き合いでも
生き方そのものが
この3つの基準に照らし合わせて
選択している印象を受けます
3つではなくてもいいけど、何か基準を持っているとよさそうですね。
私の場合、
それ楽しいかな?
損得勘定は、できるだけ最小に近づけたいものです・・
老後2000万円問題、気にしない
老後2000万円だとか6000万円だとか・・
その数字。見るだけで
焦ります(笑)
ショコラさんの場合
ライフスタイルも違えば、健康かどうか、どこに住んでいるかによっても、まったく違うのに、一律で2千万円必要とか。そんなあやふやな情報には耳を貸さないようにしています。
わたしはわたし。もちろん老後の備えは必要だと思いますが、わたしの場合は、住む部屋もあるし、住宅ローンなどの借財もない。毎月の生活費は12万円でやりくりしようと決めているのでとても気持ちがラクなんです。
(老後にいくら必要か。世間の情報には耳を貸さない)
強いなぁの一言。
確かにライフスタイルが違うのだから、みんな一律2000万円である必要はありませんよね。
人って、あやふやな情報に、
つい踊らされちゃいますよね
反省です!
ただ、今回のコロナ禍が少し収まってきた後の物価高・・予想外でした。
食糧もそうなんだけど、
光熱費の異常な値上げ
頭痛いです・・・
12万円で済ませられなくなるかもしれません。
済まそうとして、何かを切り詰め、体を壊したら元も子もありません。
それこそ、ライフスタイル、居住地の
違いがあるから、12万円にも
固執せず、時代に応じて対処したいですね!
12万円以上の生活してるじゃん?
この本が出た時、Amazonのレビューなどで、よく見かけた言葉。
よくよく読んでみたら、ちゃんと仕組みができてました。
12万円が一人歩きしてしまったのね
危ない危ない・・
わたしは、毎月の生活費や貯金とは別に「予備費」を用意しています。57歳で退職したときにもらった退職金の半分は、貯金に、もう半分を「予備費」と決めていつでも自由に使えるように待機しています。
この予備費があると、月々はぎりぎりの生活費でやりくりしていても、心にゆとりができて節約も苦にならずにできるのです。
(「予備費」を作るのが、自分らしいやりくりの秘けつ)
ちなみにこの予備費、家電・修理などの急な出費、旅行や贈物などに使っているそうです。
12万円の内訳は、
固定費(6万)
食費(2万)
日用雑貨など(4万)
急な出費やお楽しみは
12万円には、入ってないのね
森永卓郎さんもそういえば予備費の使い方言及してました。
こちらは夫婦で13万円です・・さらにハード・・
確かにショコラさんが予備費で管理している部分を
月の生活費12万円に入れたら、カツカツすぎて(いや足りないかも・・)
楽しくありませんね。
取り入れたい考え方です。貯金と予備費 50:50・・
さらに、予備費は増やしているのよね
フルタイムのパートで月に12万円以上のお給料のときは、60歳からもらっていた企業年金分は、この「予備費」にストックしていました。
(同上)
ちょっと多く入ったから、パァーッとはありません。堅実です。
退職金からのストックだけでは、
やがて枯渇するものね。
預け方次第では、利息もつくしね!
ショコラさんいうところの『65歳になるの待ち遠しいな・・』は、正直言ってありません(笑)
でも、『65歳からの生活怖くないな・・』とは思えた1冊です。
この本で学んだこと
・どう生きるか選択基準を持つこと
・予備費は大事!予備費を増やす工夫をしよう
・他人のお金の使い方にはそれなりの努力と工夫がある。素直に学ぼう!
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