食事制限中でも外食したい。でもその陰で傷ついている人がいるとしたら?
どんな本なの?
伝統あるマルヨシ百貨店に勤める美由起は、大食堂のマネージャーに就任した。しかし、長年愛されていた大食堂は時代の変化とともに廃れ、存続の危機に直面していた。その上、若社長が引き抜いてきた料理人の智子は、大食堂の味を片っ端から変えようとして……!? 古き良き大食堂の未来はいかに? 美味しい料理と懸命な奮闘が奇跡を起こす、お仕事グルメ小説!
(双葉社 公式サイトより)
オムライスにプリン・・・
昭和レトロなお料理満載の物語
(「#たそがれ大食堂」でした。ごめんなさい)
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百貨店・・・最近、姿を消すことが多くなりましたね。
子どもの頃の思い出、デパートの大食堂。
めいっぱいの
おしゃれして
行きました(笑)
大食堂の料理こそ、洋食だと疑っていなかっていませんでした。
しかし、今や、世界中の本格的な料理が当たり前
このデパートにもフランス料理店で修行したシェフがやってきます。
料理人たち、なかなか個性的です
果たして、大食堂の料理は「古臭い」ものを、
聞こえの良い「昭和レトロ」として進化を諦めた料理なのか?
デパートの大食堂で求められる「食」とは何か?
考えさせられながらも、実に楽しい作品でした。
今日は、その中から、『一致団結のちゃんぽん麺』から、糖質制限について考えてみたいと思います。
食堂で、料理、
半分残しますか?
食事制限するなら、それが可能な店に行くことがSDGs。残すの前提は、もうやめよう。
飽食の弊害か、この国の人たちはいつから食べ物への感謝を忘れてしまったのだろう。なにを食べるか食べないか、決めるのは個人の自由だが、だったらはじめから炭水化物が入っているメニューは頼まないでほしいところだ。
(一致団結のちゃんぽん麺)
糖質制限してますか?
麺類、美味しいですけどね。
辛いところです。
大食堂では、いつからか、ちゃんぽん麺のスープだけ平らげて、麺が丸々残っているという現象が起きます。
今や、給食でも
残す子がいるそうです
その食べ残しを見た時の、シェフやスタッフのがっかりする姿。
いたたまれません。
食べ物を粗末にしても平気な人が増えたのは、そんなふうに作る人の顔を思い浮かべながら食事をする機会が減ったことと、無関係ではないのかもしれない。
(同上)
確かに目の前に作った人がいたら、食べますよね。
食材にしても同じ。
美味しく食べて欲しいという気持ち、めいっぱい受け取ると思います。
今や、お医者さんの本なんか
平気で外食は残すように
書いてますよね
そんなの読むと、
残した方がいいんだと
思ってしまいます
でも、やはり、ここは、外食するなら
・前もって、量が減らせるかどうか聞く
・誰かと一緒に行って、シェアする
無理なら、その日は諦めて、他のお店で食べられる物と量のものを食べ、次の時のお楽しみにする。
そんな風に、客側にも工夫が必要だなということを学びました。
今、流行りのSDGsにも繋がりますよね。
何より、
作る人に感謝して食べることは、人を大切にすることにもつながっている
人を大切にする人は、誰からも大切にされます。
それこそ幸せな人生!
外食、一つでも学ぶことがたくさんありますね。
さて、物語は、少しでも残すお客さんを減らそうと、店側の工夫が始まります。
続きは、ぜひ、本で。
残してしまう時は、最後、
少しでも美しく見えるよう
心がけたいと思います。
まとめ
・一人で食事に行く時は、確実に食べられる料理と量を選ぼう
・その食事には、多くの人の思いが詰まっている。人を大切に思う気持ちを忘れない
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