食べたいものを食べられる幸せ。これぞ長生きのご褒美!
どんな本なの?
12万部のベストセラー『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』の著者、待望の2作目。 米寿にして溌剌とお元気な美智子さん。その秘密は日々の食事に。タンパク質を積極的にとり、「必要な栄養」をしっかり摂取している。しかも、その調理法はとにかく簡単。
(すばる舎 公式サイトより)
調理師免許を持つ「料理のプロ」でありながら、ベテラン主婦としての知恵とアイデアが凝縮された食事づくり。本書ではそれを大解剖。
茹でただけのアスパラ、グリルで焼いただけの肉など、「レシピ以前の調理」もたくさん。 また、食べるのが大好きな美智子さんは、食事の時間を心から楽しんでいる。お気に入りの器に盛り、晩酌を欠かさない。豊かな食卓のヒントも。調理道具など台所周りについても解説。巻末には10万部超のベストセラー『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の著者、管理栄養士の塩野﨑淳子さんと対談。
88歳になっても自炊する著者
食への好奇心と
ちょっとの工夫のようです
YouTube「Earth おばあちゃんねる」をお孫さんと運営している著者。
88歳になっても、お元気で、習い事や趣味に多忙な毎日を送っているそうです。
その元気の源は、もちろん「食」。
しかし、毎日の食事作りは大変な作業
作りたくない日ありませんか?
私はいつもです(笑)
調理師免許を持つ著者だから、さぞかし・・・
と、思いましたが、手早くできるものばかり。
・素材の良さを活かした調理法 ・定番食品の決め方 ・栄養バランスの知識
それらを最大限の効果を引き出しながら、健康を維持しています。
1日でも早く取り入れたい技です
スーパーで売っているものでできるから、一生の財産になるわよね
今日は、その中から生活の中で、著者の食への考え方を見てみたいと思います。
考え方が決まると、
どう食べるかが決まります
真剣に食と向き合えば、OVER80でも健康な毎日を送れる
食事制限の辛さ・・
健康でいるために食事に気をつかうものですが、むしろ私は逆です。
(食べることは一番の楽しみ、元気の源です)
美味しくご飯を食べられる体でいるために、健康に気をつけています。
幸せな時間は「今日のお昼は何を食べようかな?」と考える時とおっしゃる著者。
栄養素の過不足や塩分のとりすぎなど、注意しているようです
中高年ともなれば、健康診断の結果を考慮して、あれは食べてはいけない、これを食べなければいけないと考えてしまいます。
時々誘惑に負けそうになりながら・・
結構、精神的にも辛いです(笑)
しかし、著者のように
まだまだ人生、最後まで美味しいもの食べたいから、ちょっとだけ我慢しよう
と考えてみたら、どうでしょう?
あまり辛くないような気がしてきませんか?
不健康になることや、寿命など考えると、食は楽しくありません。
ずっと美味しく食べるため、ちょっとだけ摂生
確かに途端に、生きるのが楽しくなりました。
長生きの秘訣、こんな考え方ができるかどうかも左右するのかもしれませんね。
食事の時間を決めることで、規則正しい生活ができる
1日の食事は朝昼夜、必ずとります。朝は7時、昼は12時、夜は6時半。特別なことが無い限り、毎日同じ時間です。食事の時間を区切りにすると、メリハリがついて生活が整うように思います。
(三度の食事は自分で用意。でも調理はごく簡単に)
毎日、運動と脳トレを兼ねて、スーパーへ行くという著者。
炊事や食事の時間から逆算していけば、自ずとスケジュールは整います。
一人暮らしなら、どう過ごそうと、誰からも咎められることはないのでしょう。
しかし、そこは手を抜かない著者。
これも長寿の秘訣でしょうね。
見習いたいものです
大体このぐらいの時間に・・をご近所が知っていることも大きなメリット。
また、高齢でなくても、食事の時間がある程度決まっていると、
「いつ食べられるんだろう」という不安感から来る間食は防げそう。
健康体につながりそうですね。
著者にとって食とは
残りの人生は私だけのもの。誰に気がねすることなく、自分の食べたいものを食べる。長生きのご褒美だと思っています。
(ひとり分だからできる、ちょっとした贅沢と冒険)
家族が大勢いた時は、手が出なかった、ちょっとだけ高い食品。
豆腐やちくわ
200円ぐらいの贅沢!
味もよく、満足感もあるそうですよ。
これも長生きのご褒美!
納豆や牛乳などもワンランクアップする・・これなら今からでもできそうです。
ただし、コツもあるようです。
ぜひ、こちらご覧くださいませ。
まとめ
健康で長生きの秘訣は、『食べることが好き』に尽きる
著者の工夫は、0VER80なってからの楽しみではない
今からでも始められそうなことは試してみよう
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