志賀内泰弘『京都祇園もも吉庵のあまから帖7』を読んで、部下への敬語について考えてみた

志賀内泰弘

もっと年長者を敬ってもらいたいものです

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の話はこちらです

今日の本

志賀内泰弘 著 京都祇園もも吉庵のあまから帖7
<第四話 子育てに悩む父あり夏燕>より

いずみくん
いずみくん

最近ドライバーさん
増えましたね

尊重されたいのなら、まずこちらが尊重する。年長者ほど敬語、使ってコミュニケーションとってみませんか?

<今日のことば>

協力会社のことを「業者、業者」とさげすむような言い方を耳にするだけで、辛くなったことを思い出した。

(第四話 子育てに悩む父あり夏燕)

最近、宅配業者と接することが多くなりました

「業者」って呼ばれ方、ご本人たちは不愉快に感じているんですね

知りませんでした
注意します

この物語の中で、ドライバーさんのことを「おい!」とか「君」と呼ばれることが大半で、会社名で呼ばれたらいい方だと言っています

さすがに家庭にくるドライバーさんを名前で呼ぶというのは難しいです

でも、せめて会社名でお呼びするよう気をつけたいと思いました

特に、何度も顔を合わせるなら、名前で呼びたいものです

そういえば、先日、部下に敬語を使うかどうかという話が出ました

私は、主婦なので、部下はいませんが・・

確かに、どこへ行っても年下だらけになってきた今日この頃

慇懃無礼にならない程度の敬語で話しています

すると、相手も丁寧に扱って(?)くださいます

気分が良いものですよね

で、話を戻すと、部下に敬語を使う人は、意見も言いやすいようで、良いチームができる上がるとのこと

もちろん、その上司が仕事ができる人でもあるのでしょうけど・・

やはり、人間ですもの、何歳であろうと、尊重されたいものです

年齢が上がれば上がるほど、周りから敬語を使い、大事にしてもらいたくなります

しかし、実は、年長者の方こそ、親しみやすい敬語で相手とのコミュニケーションをとった方が物事うまくいくのかもしれません

尊重されたいのなら、まず相手を尊重する

肝に銘じます

タメ口は、ごくごく
親しい人のみかな?

感想(読書メーター)

京都のまちを浮かべながら面白く読みました。そんなに詳しくないけど・・親子の在り方って、親子の数だけあるなぁと思いました。大きくなった子どもとの関係、大変勉強になりました

本について

本のデータ

著 者 志賀内泰弘
出版社 PHP研究所
発行日 2023年7月5日

京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。

 女将のもも吉の人情の機微に通じた言葉は、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していく――。

店を訪れるのは、想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女。
仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員。
娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡する、ギャンブルで家庭を崩壊させた父親など……。
花街に暮す者と、訪れる者の人生の交錯を、情趣豊かに描く連作短編集。
文庫オリジナル。

(PHP研究所 公式サイトより)

安定の作品です
恋愛模様も気になります

成長した我が子の心配
どこの親もハラハラしている
ものですね

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