モノを持つことも捨てることも人生における貴重な体験という「シンプリスト」
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どんな本なの?
著者のTommyさんは、1982年生まれ。
デザイナーとして、メーカーで働く傍ら、
YouTuberとして、暮らしをテーマに情報発信しています。
本書では、理想の暮らし方、理想の働き方を追求し続けてきた今の私が考える「日々を心地よく」生活するための、モノや時間、インテリアについての考え方から、それらを整える具体的な実践方法に至るまでライフとワークを横断しなが整理し、文章として表現しました。
(同上)
お気に入りのモノだけに囲まれている生活
誰もが目指すところです。
ただ捨てることや持たないことが果たして良いことなのか?
著者は考えます。
そこで行きついたのが「シンプリスト」
ミニマリストの考え方と比較しながら、著者の考え方の一部を紹介していきたいと思います。
・とにかくモノを買うのが好きな方 ・とにかくモノを捨てるのが快感な方 ・これからモノを捨てて自己実現したい方
ミニマリスト、シンプリスト 違いを考えてみよう
1.ミニマリストとは?
ミニマリストといった場合、所有物の量や数を焦点に当てて、いかに減らすかを第一命題としている人
(同上)
『自分が何が必要かわかっていて、大事なモノのために他のモノを減らす人』
本来「ミニマリスト」とは、そういう意味だったそうですが、
いつの間にか『ミニマリスト=モノが少ない』に変わり、
『「必要や便利を切り詰めてでも、モノを減らすことを優先する」』
になってしまったそうです。
ミニマリストにとって、モノの数は少なければ少ない方がカッコいいのだそう。
2.シンプリストとは?
自分にとってのモノゴトの優先順位を整理し、自分に正直でいることを重視して行動する人と考えられます。(中略)
(同上)
モノであれ、仕事や人間関係のコトであれ、余分を捨てるのは、一番大事なモノゴトにフォーカスするための手段です。
とにかくモノの数には、関心がない。
椅子が好きなら、何脚でも置く。
他人がムダだと言っても関係ない。
本人が必要ならそれでOK。
『心の豊かさ、心地よさ』が何より大事。
もちろんモノが少ない方がいいけど、「減らす」ことだけに心を砕かない。
つまり『モノこそ体験』
何も買わない、何も手放さない、つまり、挑戦も失敗もない人生って、何だか味気ないです。
(同上)
モノを手に入れるからこそ、一流のものがわかったり、自分に必要なモノがわかるというもの。
人間は体験するために生まれてきたとは言いますが、モノを買うことも体験だと言います。
また何かを買えば、古いモノを手放す、似合わなかったモノを手放す
そんな手放すという後悔も貴重な体験
せっかく生まれてきたのだから、買うという体験もし、
ワクワクした人生を送ろうというのが
『シンプリスト』の考えです。
買い物も体験と言われると、何だか嬉しくなりませんか?
3.モノが少ないことと特別な人間であることはイコールではない
「モノがないこと=自分が特別な人間であること」のアピールに使いたいのであれば考え直したほうがよいかもしれません。
(同上)
こうなると、単純に刺激に依存してしまい、捨てること自体が目的となってしまった「捨てたい病」にかかっている状態と言えるからです。
痛烈ですね。
全部いらないモノに見えてくるのも病ですって
この文章を読んで、目が覚める思いがしました
自分というものを「モノが少ないこと」で表現することは、悪いことではありません。
でも、特別な人間か?と言うと、疑問です。
モノの有無が、人間性の上下に大きく関わるとは思えません。
それでも、やはり、捨てすぎる時は、一度冷静になりましょう。
何で、そんなに捨てたいのか?
買うこと、消費すること、捨てること・・
全て自分と家族の基準で。
そしてそれらも人生における大切な体験であること。
「シンプリスト」という生き方もいいですね。
この本で学んだこと <まとめ>
・モノを捨てることに情熱を燃やしすぎない。それも依存の一種
・『買う』『消費する』『捨てる』ことも、人生における大事な体験。楽しもう!
ではまたね!
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