ダイエットと家計を一緒に学べる世にも珍しい本
(この記事は2022年11月28日の記事のリライトです)
どんな本なの?
著者の森永卓郎さんは、日本の経済アナリスト。
でも、その庶民的なシビアな経済感覚は、学ぶところが多いです。
さて、著者は、今から7年前、番組の企画でライザップで20kg減のダイエットに成功します。
その方法は、「超低糖質な食事」と「筋トレ」
ダイエットを家計に当てはめる・・
どんな経験も無駄にしない姿
感服です!
「低糖質な食事」は、食費や被服費などの変動費。
いくらでも個人の力と意志で減らすことが可能です。
「筋トレ」は、固定費。
ちょっと大変だけど、少し手間をかけることで減らせます。
著者いうところのトカイナカに住む
都会と田舎のほぼ中間
通勤時間(手間)が少しかかるわね
ダイエット方法と家計が一石二鳥で学べる、お得な1冊です。
ただ、この本、6年前に出版されたものなので、制度や数字に若干の変化があるかもしれません。
しかし、いざとなったら、夫婦2人で13万円でも暮らせる
その心構えは、何年経っても変わらないもの。
ダイエットも明日から・・では、失敗します。家計管理も同じ。
本を読むところから始めてみませんか?
夫婦2人13万円で暮らすとしたら・・
もしも年金が現在の6割減になったら
出版当時(2016年)の厚生年金のモデル年金が月々22万円。
(2022年モデルは、21万9,593円 大和総研HPより)
その6掛けとなると、13万円。
これをもとに著者が理想とする生活費の内訳
[固定費]
住居費 3万円
水道光熱費 1万円 医療費 0円
交通&通信費 1万円
保険料 1万円 その他 5000円[変動費]
(第8章 健康な体も幸せな老後も自分でつくりあげる)
食費 2万円
被服&日用品 5000円
娯楽&交際費 4万円
色々、ご意見あることでしょう。具体的な内訳はぜひ本で。
50代なら、今から少しずつ
この生活に慣れるのもいいかもね!
まあ確かに、生活できなくはないけど、カツカツで楽しくないよ〜っていう方
安心してください。楽しめますよ!
1番予算の多い「娯楽&交際費」4万円 これがあるから安心して楽しく暮らせる
注目するのは「娯楽&交際費」の4万円です。
多いですか?少ないですか?
『老後を楽しく過ごすためには、これくらいあったほうが豊かに暮らせます』
確かに、生活に追われるだけでは、楽しくないですものね。
4万円の中から資金を積み立てれば、
沖縄や北海道旅行も十分可能なんですって。わーい!
だけど、医療費0円って大丈夫なの?
確かに・・・年齢を重ねれば不安です。
そこには、もう一つの予備費4万円の役割が・・
また、この4万円は思いがけない出費があったときの“予備費”の役割を果たします。例えば、医療費ゼロを目指したけれど、体調を崩し、病院に通う必要ができてしまったような時は、娯楽&交際費を削って医療費に充てるといいでしょう。
(同上)
娯楽が楽しめるよう、お金を使って、早めの治療?
大きな意味で、娯楽費!
医療費はケチらず、十分な治療を受けたいものです。
その前に、「楽しいなと思える」趣味で行動範囲が広がれば、足腰鍛えられ、健康になる。
まさしく、一石二鳥だと著者は言います。
ただし、人間関係の煩わしさはくれぐれも避けるようにとも。
心身に悪そうですものね。気をつけましょう(笑)
ぜひとも、医療費0円。目指したいものですね!
さらに、年金が減らされた時は、
娯楽&交際費を削れば良いそうよ
それなら、少ない予算で楽しめる
趣味も用意しなくっちゃ!
娯楽&交際費の4万円。いい仕事してますね!
なんでもない時は、お楽しみ。
大変な時は、心の支え。
私もこの考え方、取り入れたいです。
この本で学んだこと
・年金が減らされても暮らしていけるという自信をつけておくために、今から生活費のダウンサイジングして慣れておく。
・「ドケチ」「セコい」と言われたら、老後生活の勝ち組
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