意見が合わないのは見ているものが違うから 所詮人間、全てはわかりあえないと知ると楽になる
どんな本なの?
イヤなことがあって、イヤだと思っていたら、別のイヤなことが。
(幻冬舎 公式サイトより)
でも、そのおかげでひとつ前のイヤなことが煙にまかれてぼやけていく。
イヤなことがある日も、ない日も、さいごは大好物のサバランや、デパ地下のアップルパイ、トラヤカフェのかき氷で終わらせれば元気が湧いてくるというもの。
かけがえのない日常をつぶさに掬い取るエッセイ集。
日々の生活や小旅行
面白くて
ちょっと考えさせられる
エッセイ集です
もしかして書くこと浮かばなかった?
と思うエッセイあり!
人間らしくていいですよね
上京14年。心の中のひとりごとが大阪弁じゃなくなったという著者。
東京での生活を満喫してます。
特にコロナ前なので、このアクティブさが本当に懐かしいです。
人に対する温かい目線と鋭い目線の両方で描かれるエッセイ。
ぜひ、読んでみてくださいね。
そうそう!
思わず共感してしまいます
その中で、今日はどんなに親しい間柄でも、考えていることは全然違うんだと気付かされた一文を紹介したいと思います。
あの人もきっと同じ考えのはずが違った時、ショックじゃないですか?
同じ方向を向いてもらいたかったら、興味深く面白いプレゼンで振り向かせよう
みんなで都庁の展望台へ。新宿の高層ビル群の明かりがきらきらしていた。4人で夜景を楽しみつつ、私たちは、それぞれ違う景色を見ているのだ、と思った。
(苺祭り)
どんなに仲が良くても見えている景色は違う
ホテルヒルトン東京の『ストロベリーデザートフェア』に4人で出かけた時のこと。
苺のデザート食べ放題を三時間半。
4人は、大いに食べて、おしゃべりして、楽しい時間を共有しました。
ウエストゴムでいくのよね!
テンション上がります
さて、時間になり、表に出ると、そこに都庁の展望台が・・
運動がてら登ります。
そこで、同じ夜景に4人で、ワーワー言いながらも、個々に見えている景色が違うんではないかと気づいた著者。
口にはしないが、みんな、どこかで過去の景色を重ねがら見ているのではないか。
(同上)
あそこ、親と行ったなぁ〜
そこ、彼とデートしたなぁ〜
あれだけ時間を共有しても、
友達の知らない部分があるんですね
どんなに時間を共有しても、わかっているのは、その人のほんの一部。
「そんな人だと思わなかった」
は、知らない部分が顔を見せた
だけかもしれませんね
「あなたのことはなんでも知っている」
は、土台無理な話だと気付かされます。
特に我が子!
人間関係、見ているものは違っても、同じ方向を向いていればうまくいく
相手も同じものを見て、同じことを考えている・・ってことは、まずないようですね
だからこそ、
同じことを考えていると知ると、
びっくりするんですね
そこからドラマが始まるのよね
それだけ偶然のことなのね
意見が食い違ったときは・・
誰かと意見が合わなかったとしても、別に自分の人生が1ミリも動くことがない場合は、もう先に降りてしまってもいいような気がしている。
(人は必ずわかり合えるわけではない)
人は必ずわかり合えるわけではない。が、表面上でなんとでもなる。
自分の人生がそれで嫌な方向に狂うのではなければ、譲ってしまう。
分かり合えない時があるのが当たり前ということでしょうか?
間違えても意見を同じにしようと圧をかけるのはやめようと思います(笑)
見て欲しい時・・・どんなに面白いかアピールしたら振り向いてくれるかも!
これは、腕がなりますな!
ねぇ見て見て
こっちも面白いよ〜
どうしても振り向かせたい時は
プレゼン力、発動ね!
まとめ
分かり合えない時もあるのが当たり前
だって、人は、必ずしも自分とは同じ景色を見ていないのだから
方向性が同じなら、もうそれだけで上出来。
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