老いのせいか、上手にできなくなることばかりで、嫌になります
こんにちは
今日の本はこちらです
古賀及子 著『気づいたこと、気づかないままのこと』
<卵を割るのが下手になった>
できなくなったこと
ありますか?
何事にもコツがある。まずは、上手くできるコツを調べてみよう
<今日の言葉>
私は卵を割るのが上手くないのだと、勘づいてしまうと、いよいよぐんぐんそちらに引っ張られた。自信がなくなることによって、下手が加速する。
(卵を割るのが下手になった)
著者、1979年生まれ
それを『老い』と呼ぶには、まだ早いでしょう
でも、確かになんとも思わずできたのに、できなくなったことありませんか?
私の場合は、後ろファスナーと後ろボタン
大好きな無印良品には、後ろボタンの服、あるんですよね
ステキ!と思っても、ボタンが目に入った途端、そそくさと戻します(笑)
洋服に拒否られている?
いえいえ、後ろファスナーが主流の喪服も今や前ファスナーが存在する時代
しっかり世の中、中高年の心と財布離しません😆
しかし、著者の言うとおり、上手にできなかったり、落としたりすると自信をなくすこともしばしば・・
私自身、まだまだ老いを面白がれるほど、達観していないことに気付かされます
だけど、著者は気づきます
やり方が間違っているのではないかと
調べてみたら、卵は平らな面で割れば綺麗に割れるとあったそう
試してみたら、上手くいったようです
実は、何事も上手くいくコツが存在しているのに気づいていないだけかもしれないのです
便利グッズの存在も・・
いまだ、昭和のやり方、踏襲していたりしてね(笑)
後ろボタンの掛け方もね!
まずは、居心地が悪いと感じたことは、調べてみようと、著者は言っています
老いではなく、単なる注意力散漫なだけかもしれないし・・
なんでもかんでも老いのせいにして、落ち込まない
まずは、どんなことも調べてみよう
そんなことを教えられた1冊になりました
元気出た〜
都合の悪いことは
引き続き
『老い』のせいに(笑)
本について
他にはない味わいの名作日記を日々生み出すweb日記の第一人者、古賀及子さん初の本格エッセイ集。
(シカク出版公式サイトより)
note「シカクのひみつマガジン」の連載を中心に、過去に古賀さんがブログで公開していたものや書き下ろしを加えました。
幼少期のニュータウンでの暮らし、おばあちゃんや恋人との思い出、産まれて育つ子どもたちとの日々ーー。
人生のあらゆる場面を縦横無尽に切り取った、日記とは違う古賀さんの魅力や人間性が詰まった渾身の1冊。
日記で有名な著者
エッセイは初めてで、
エッセイ教室に通ったそうです
昭和世代には懐かしい
団地や学校のこと
描写が素敵です
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