垣谷美雨『あきらめません!』を読んで、定年後の趣味について考えた

垣谷美雨

定年後は趣味を持とう!でも、それ、なんだか虚しく聞こえてくることありませんか?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

垣谷美雨 著 『あきらめません!』
<9 霧島郁子>

いずみくん
いずみくん

人間の使命を全うするには?

何事も『次世代に少しでも良い社会を残すため』という使命を感じながら取り組めば、何をしたって罪悪感はない

<今日の言葉>

持って生まれた才能を死ぬまでに出し尽くすってのが人間の使命じゃないですか

(9 霧島郁子)

定年退職をして、さて趣味でも楽しもうかと思っても、なかなか見つからないなんて声を聞きます

物語は、夫の実家のある地方に移住した60代の女性が、男社会の市議会議員に引っ張り出されたことから起きる、町全体を巻き込んだ痛快ストーリー

男尊女卑と闘う女性たち
若い男性たちも活躍します

市議への立候補を勧められた郁子が、元同僚の夏織から言われた言葉が<今日の言葉>です

アラカン世代ともなると、よく、趣味を持ちましょうと言われます

なんとなく表舞台から遠ざけられたような気分もしないでもなくありませんか?

遊んでいていいですよって感じ・・
ちょっとム〜

郁子さんもこう感じます

ノンビリ暮らすというのは、趣味で気を紛らわせて煩悩を捨て去って暮らすことだ。(中略)・・虚しい。そうだ私は虚しいのだった。(中略)だから、せめてなんでもいいからやり甲斐のあることを見つけたかった。生き甲斐が欲しい

(5 霧島郁子)

60代前後は、まだまだ何か、世の中に貢献できる年頃なんだと気付かされます

ここに出てくる女性たちは、それぞれの自分の特技や才能に応じて、地方政治の世界で奮闘します。

次世代にいい世の中を残そうと・・

なるほど、次の世代のためか・・・

これなら、ちょっと頑張れるような気がしてきました

皆さんはいかがですか?

でも、一方、趣味に走ることって、そう虚しいことかな?とも思いました

私自身、読書や文章を書いたり、ドラマや映画を観たり・・そんな毎日です

そんな中で、誰かの趣味の作品で癒されたり、元気をもらったり、学んだりすることがあります

単なる趣味というなかれ

大いに私の役に立っています

大事なのは、惜しげもなくアウトプットしたり、誰かに話したりすること

その情報に触れた人が、ちょっとでも人生豊かになれたのなら、もう十分

そして人生豊かになった分、穏やか〜になって、世の中平和になれば・・

次世代にいい世の中
バトンタッチできたも同然よ!

つまり、趣味でも何か得意なことを活かすのでも、次世代のために少しでもいい社会を残したいという気持ちで取り組んでみること

そう考えると、自分の楽しみの他にも未来へも繋がっているようでワクワクしてきます!

私も、これからは、何をするにも、『次世代のため』という発想・・

頭の片隅に留めておきたいと思います

趣味を楽しむこと
罪悪感を持つことはないわね(笑)
だって、次世代のためなんですもの・・

本の感想(読書メーター投稿)

定年を迎え、夫の田舎に定住することになった60代女性の物語
地域とどう繋がるか・・う〜んそう来たか
それにしても、政治の世界は男性社会だなぁと
政治だけじゃない、普段の生活でもあるなぁ、男尊女卑!
でも、物語を読んでいくうちに、今の若者にはその傾向が見られないことに気付かされます
希望が持てます

本について

本のデータ

著 者 垣谷美雨
出版社 講談社
発行日 2022年5月23日

結婚して三十数年。共働きかつワンオペ育児を卒業し、節約を重ねて住宅ローンも返済完了。定年退職を迎えた霧島郁子がやっと手に入れた夢のセカンドライフは、夫の田舎へ移住したことをきっかけに音を立てて崩れていく。閉鎖的な地域社会、染み付いた男尊女卑――時代遅れな現実を前に打ちのめされる郁子だったが、ある日出会った銀髪の女性議員・市川ミサオの強烈な後押しで、なぜか市議会議員に立候補することに……!? この土地で生まれ育った落合由香も巻き込み、ミサオ(80代)、郁子(60代)、由香(30代)は世代をこえて「私たち」を取り巻く問題に立ち向かう!

(講談社 公式サイトより)

男尊女卑の地方議会
ハコモノや銅像の議論ばかり
福祉関係や学校関係
決まらないのは
そういうことだったのか

男尊女卑には苦労したけど、
今は薄れてきているようです
未来に希望が持てます

『あきらめません!』(垣谷 美雨) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
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かきや みう 1959年 兵庫県生まれ 明治大学文学部卒業 ...

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