垣谷美雨『墓じまいラプソディ』を読んで、墓石について考えた

垣谷美雨

お墓っている?墓石っている?人それぞれの考え方あるけど、どうしよう?

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

垣谷美雨 著  墓じまいラプソディ
『9 松尾壱郎 89歳』

いずみくん
いずみくん

墓じまいと切り離せない
苗字問題!若者世代の

夫婦別姓』についても

お墓の存在が環境問題にまで結びつく。地球のために真剣に考えよう

<今日の言葉>

普通の大きさの石柱でも二トンはありますから、墓じまいで更地にするにもお金がかかるんですよ廃棄するときに粉々にすることを思うと、限りある資源をもっと大切にした方がいいと思うこともありますしね。

(9 松尾壱郎 89歳)

みなさんは、お墓、どうしてますか?

つい最近、身内を亡くし、お墓について話題になります

やはり、墓石は必要だと言います

この本の中では、

骨なんて、どうせカルシウムなんだからさ」と、何度となく語られます

著者の考えかしら?

ドライ〜!
だけど、そこが好き!

私も正直そうだなと思います(笑)

夫婦で、樹木葬でいいからねと、話しているぐらい

でも、身内は、故人が生前頑張った証として、墓石必要なんだそうです

なるほどね・・墓石一つでもいろんな考え方があります

もちろん、どれが正しいということではありません

自分たちの考え方、尊重してくださいね

さて、この<今日の言葉>は、住職が墓石について語った言葉です

確かに石も資源ですよね

どこにでもあると思っていましたが、あれだけ大きな石だと限りがありそうです

SDGsと言いながら、墓石については資源だとも考えていなかった私

さらに住職は続けます

私は寺の生まれではないので、こんな罰当たりなことを言うのかもしれませんが、地震で倒れている映像などを見るたびに、石柱はない方がいいんじゃないかと思うんです

(同上)

地震国日本です

そうか、墓石って危ないんだぁ!

誰かを怪我させてもいけませんねぇ


最近は、コンパクトなプレートのような墓石が増えてきました

しっかりSDGsしているんですね

私も時代に合わせた埋葬の仕方に寄せていきたいなと思います

子供たちが、私たちのお墓で悩まないようにね!

ところで、粉々になった墓石って、道路の舗装になっているんですって‼️

リサイクルできて良かったと思う反面、もしかして、今、踏んでいる道路、元お墓

ちょっと罰当たりなような・・複雑な気持ちです

お葬式一つとっても
環境に配慮したあれこれ
増えましたよね

本について

本のデータ 

著 者 垣谷美雨  
出版社 朝日新聞出版
発行日 2023年12月25日

「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。

(朝日新聞出版 公式サイトより)

墓守確保のために結婚に口出す親
少子化の今、1人が面倒見る
お墓の数も半端ありません

生きている人が一番大事!
結局はここに行き着くのかな

墓じまいラプソディ
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