原田ひ香『老人ホテル』を読んで、お金を貯める意味を考えた

原田ひ香

お金を貯めるのは、生活を楽にするためですか?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

原田ひ香 著 『老人ホテル』
<5>より

いずみくん
いずみくん

お金の使い方指南書
不動産・NISAなど
にふれた作品です

貯めた金額が、努力と我慢ができる人だと証明してくれるらしい

<今日の本>

(300万円が)元手として必要なだけじゃないんだ。そのくらいのお金が作れる、貯めること、なんらかの我慢ができて才覚ある人間じゃなきゃ、そのあと、何も教えても無駄なんだよ

(5)

お金・・貯めるの大変ですよね

値上げ円安だと叫ばれているからなおさら・・

と、口では言っていますが、明日のご飯は準備できる分、悲壮感はないかな?

国や世界経済じゃなくて
明日のご飯の心配?

YouTubeなど見ていると、若くしてお金を貯めた人たちが口を揃えて言います

100万円まず貯めよう

そうすれば、節約の仕方もお金の使い所も身についてるから、あとは、楽に貯まると言います

そういうことなのだと思います。この今日の言葉も

300万円なら
相当な経験積んでますね
お金も経験がものを言うようです

この言葉、学歴でも言われますよね

東大生が評価されるのは、合格するだけの努力と根性があるからだと

努力、バカにしちゃいけませんね

もちろん、生まれながらにラッキーな能力の持ち主もいますけど・・

それにしても、実際問題、節約もなかなか辛いです

だからこそ、自分のお金も他人のお金も大事にしようと思います

奪ってやろうとか、おとしめてやろうとか

虎視眈々とした日々を送らずに済んでいること自体、我慢ができ、才覚ある証拠かもしれません

そう自分を褒めてやってもいいのかなぁ

と、老後2000万円問題から目を背けながら、これ、書いてます

感想(読書メーター投稿)

『三千円の使い方』のように、おばあちゃんが若い娘に、お金のため方や使いたかを教えてくれます。でも、この作品には、あの、ほのぼのさは、感じられません。お金のダークな部分も知ってこそ、本当にお金を味方につけられるのかも。

本について

本のデータ

著 者 原田ひ香
出版社 光文社
出版日 2022年10月30日

埼玉県の大家族で育った日村天使えんじぇるは、生活保護を受け自堕落な生活を送ってきた。大家族ファミリーとしてテレビにも出ていたが、16歳で家を出て、大宮のキャバクラ「マヤカシ」に勤める。そこでビルのオーナー綾小路光子と知り合った。数年後、訳あり老人が長逗留する古びたビジネスホテルにひっそりと暮らす光子と再会する。天使は、投資家だという光子の指南で、生きるノウハウを学ぶことになるが……。

(光文社 公式サイトより)

生活保護家庭で育った天使
お金の呪縛から逃れられるのか?

類友・・同じ穴の・・
という言葉が浮かんできます
気を引き締めなければ

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