平野啓一郎『本の読み方』を読んで、50代以上の心の成長について考えた

平野啓一郎

老化ばかりが目につき、寂しい限り・・

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

平野啓一郎 著 本の読み方 スロー・リーディングの実践
<感情は何度も更新されるもの>より

いずみくん
いずみくん

最近、ご自身の成長を
感じる瞬間ありますか?

精神は、昔よりずっと成長している。若い頃読んだ本を再読して、成長した自分を見つけよう!

<今日のことば>

人間は生まれてから死ぬまで、ずっと変わり続ける。ものの見方も変われば、考え方も変わる。それは、悪いことではない。同じ本を数年後に読み、そこで自分の感想が変わっていたならば、それだけ自分が変わったということだ。

(感情は何度も更新されるもの)

50代を超えると、自分の成長より、老化現象の方に目が行きがちです(笑)

みなさんは、どうですか?

だけど一方、精神の成長は目覚ましいものがありませんか?

ちょっとしたことでも動じなくなるし、物の見方も広範囲に・・

それって、図々しく・・?

いやいや、人生の本質が
見えるようになったのよ(笑)

そうは言っても、50歳も過ぎれば、「成長したね〜」なんて言ってくれる人はいません!

ならば、本を読んで、自分の成長の度合いを感じてみませんか

特に小説

若い頃読んだ時は、なんとも思わなかったのに、大人になったら、色々思うところがあるという経験ありませんか?

その変化こそが、成長だと、著者は、言います

ある大学の心理学の先生がおっしゃっていました。

映画『マディソン群の橋』は、20代と40代では感想が全く違うそうです

若い頃は、単なる不倫の物語も、40代には号泣ものになるとか

私も観て、そう思いました

それだけ、人生経験(不倫ってことじゃなくてね)が豊かになったことがわかる作品ということなんですね

きっと、どなたにもそんな作品があるのではないでしょうか?

あの頃、つまんなかった本も、今読んだら、共感の嵐だった・・なんてね!

手持ちの本も時に、読み返してみるのもいいですね

そして、いかに自分が成長したか・・自分で自分を褒めてあげましょう!

感想(読書メーター)

一田憲子さんの作品の中で紹介されていた本。『速読家の知識は単なる脂肪である』1年間の読書量の誇示発言を聞くと、大食い競争を思い浮かべるという著者。読書家への警鐘。確かに、ゆっくり読めなくなってきています。ちゃんと読めていないんだろうなぁ。取り組み方改善します!

本について

本のデータ

著 者 平野啓一郎
出版社 PHP研究所
発行日 2019年10月24日

本を速く読みたい!――それは忙しい現代人の切実な願いである。しかし、速読は本当に効果があるのか? 10冊の本を闇雲に読むよりも、1冊を丹念に読んだほうが、人生にとってはるかに有益ではないのか? 著者は、情報が氾濫する時代だからこそ、「スロー・リーディング」を提唱する。

古今の名作を題材に、本の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介。読者は、教科書で読んだはずの文章であるにもかかわらず、「目から鱗が落ちる」を何度も体験するだろう。

読書は工夫次第で、何倍にも楽しくなる。人間関係を良好にすることができる。なにより卓越した創造性を発揮する読み方である。

(PHP 研究所 公式サイトより一部抜粋)

速読は、助詞や助動詞を飛ばしてしまうので
意味がわからなくなるそうです

仕事の資料は速読が必要
でも、速読は文字の消化不良
を起こしやすい。
時々はスローリーディングで!

本の読み方 スロー・リーディングの実践 | 平野啓一郎著 | 書籍 | PHP研究所
情報氾濫時代に対する一提案。速読で10冊の本を読むより、じっ...
平野啓一郎 記事一覧
ひらの けいいちろう 1975年 愛知県生まれ
こがねのいずみ|note
アラカン主婦です。notoでエッセイ始めました。50代以上の...

コメント

タイトルとURLをコピーしました