『ムダに消耗しない取捨選択』を老後の生活に当てはめてみた
どんな本なの?
著者のミニマリストしぶさんは、1995年生まれ。福岡県出身です。
持ち物は全部で250。
ミニマリストではない僕は、
一体いくつ持っているんだろう?
若い著者ですが、50代以上でも応用次第では、役に立つ情報が満載です。
その中で2つほど、身につけたい技、今日は見ていきたいと思います。
今から年金生活に向けて、練習したい2つのこと
1.お金のかからないミニマムな生活をする練習
自力で老後の2000万円を作れと言われるご時世。お金を稼ぐ力も必要だが、お金を使わずに生きる力の価値がいっそう高まっているように思う。(中略)
そもそも生活費を下げ、お金がかからないミニマムな生活をしていれば、年金のほかに2000万円も必要ない可能性がある。1000万円、1500万円で済むかもしれない。(中略)
大金を稼ぐ必要はない。
(モノを減らすことは「お金稼ぎの訓練」)
老後に必要なお金は2000万円と言われてます。
さらに、夫婦なら3000万円、5000万円と、諸説(笑)あり、ゲンナリしてしまいます。
でも、この文章を読んだ時、
早くに少ないモノで必要十分な生活を作り上げれば、
自然と生活費も下がるし、何とかなるんじゃないか
という気持ちになれ、明るい光が・・・
もちろん、問題なのは、この先の物価高。これは、もう予想できません。
袋と値段は変わらないけど、中身が小さくなったなら、
食べる量の減った中高年なら乗り切れそうだけどね(笑)
そのためにまず最初にすることは、
モノを減らすことなんですね!
確かに、買わなければ、物価高は必要最低限の影響で済みます。
それも、これらは練習することで、身に付くと言います。
・何が必要で、何がいらないか ・何が利益を生んで、何が損を出しているか ・限りある時間の中で、どう優先順位をつければ、成果を最大にできるか?
今からでも「取捨選択の訓練」「手放す練習」をしていかなければならないと著者は言っています。
練習ということは、トライ・アンド・エラーを
繰り返しながらということね。
早くから始めた方が良さそう・・
年金だけでも生活できる技は、持って生まれたものではなく、練習で身に付くと思うと、嬉しくありませんか?
貯金額の少なさでストレスを感じるより、モノの少なさで清々しさを感じる方が体にも良さそうです。
2.自宅をゴミ屋敷にしないためのモノを捨てる練習
「人間は年齢を重ねるほどに、モノを捨てることができなくなる」ということ。早いうちから「定期的に、モノを減らすこと」を習慣にしておくのは、老化防止の意味合いもあるのだ。
(モノを減らすのに「業者に丸投げ」がダメな理由
ゴミ屋敷の6割が60歳以上
だそうよ
著者によると、今の若者は
ゴミが少ないとか・・
本当かな?
それだけ、40代以上の世代は、まだモノを持つことがステータスなのかもしれません。
ゴミ屋敷の原因は
・「モノを捨ててこなかった」という練習不足
・「重いゴミを外まで捨てに行く体力」がないという衰え
・「パートナーとの別居・死別」という孤独感
・「経済的な不安によるストレス」
だそうです。
モノを捨てるという行為も
練習による賜物なんですね
最近、モノを減らすのを、業者に頼む人が増えているようですが、
業者にお願いして、減らした場合、モノが増えてリバウンドする確率が高いと著者はいいます。
片付けは、自分の頭をフル回転させて、必要かどうかを判断する能力を高める機会。
モノを減らす作業も
老化防止に役立っていたんだ・・
ゴミ捨ては、業者に頼むことはできるけど、
捨てるかどうかは自分で最後まで判断する力は、養っておきたいものです。
それには、日々練習!
ゴミ捨ても若々しさを保つためと思うと、頑張れます。
この本で学んだこと <まとめ>
ミニマムな生活は、素質ではなく、練習で手に入る
・少ないモノで暮らす
・少ないお金で生活する
・モノを取捨選択する
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