表現することは、未来の子孫へのラブレター
どんな本なの?
著者の多良美智子さんは、昭和9年 長崎県生まれ。
神奈川県のとある団地での暮らしは、YouTube「Earth おばあちゃんねる」で紹介され、今や人気YouTuberのお一人です。
この本の内容は、YouTubeでは紹介しきれなかった私のひとり暮らしの日常です
(はじめに)
YouTubeでは伝えきれない、生きてきた道のり、思いや矜持など。
著者の内面が多く綴られている本です。
年齢により、できなくなることも
気にしない。前向きさ・・
その姿に励まされます
やりたいと思ったことは「すぐやる課」の著者の行動から、色々考えてみたいと思います。
やりたいことは全てやる。それが未来へのエールになるから。
やりたいことは全部やってきた・・って言える人生ですか?
やりたいと思ったことはみな、かなってきました。それはかないそうもないと思ったことは、さっさとあきらめるから。だから、100%かなっていることになります。
私はあきらめが早いのです。執着しません。
(「どうにかなる」でくよくよ悩まずに。実際に人生どうにかなるもの)
実際、洋裁学校に通っても、向いていないと思ったとたん3ヶ月で辞めてしまったとか。
『ミシンが使えないなら手縫いすればいい』
なんでも最後まで続けなきゃ・・
って、思い込んでいる節がありますよね。
子どもの頃、よくそう言われたし
やりたいと思ったことは、「すぐやる課」の著者。行動力もハンパない。
確かにこれなら、『やりたいと思ったことはみな、かなった』ということになりますよね。
その後、続けるかどうかは、こだわる必要はないとのこと。
やってみて、
向いていないこと
楽しくないことは
やめて良し!
なんて、気が楽ですね!
できないことは、
得意な方に助けてもらったり、
市販品を買ったりすれば良いそうよ
この発想があって、はじめて『100%かなっている』が実現できます。
お見事!今後、取り入れたい考え方です。
表現活動は、まだ見ぬ未来の人たちが笑顔になれるものを残そう
最初は、コロナ禍で会えない親族に宛てた、お手紙見たいな気持ちでした。また、絵手紙や水彩画、モラ(パナマの手芸)などの作品を映像に残せたら、私が死んだ後、子どもたちが時々見て思い出してくれるかもしれないとも思いました。
(中学生の孫と始めたYouTube.85歳で新しい世界が広がりました)
最初は、YouTubeを見ているのは、家族だけでしたが、その後、多くの人に元気を与える存在に。
動画、ブログ、SNS・・家族の安否確認になる時代が来るとは思いもよりませんでした。
もはや、警備会社代わりね
本人は、表現することの楽しさを得られる
家族は、近くにいない後ろめたさが軽減される
いいことづくめですね。
おまけに生きた証まで残せるのねぇ
もしかしたら、ずっと先の子孫にまで見てもらえるかも・・わぁ面白い!
さらに思わぬ嬉しい出来事が・・
シングルファーザーの次男の夕食作りにYouTubeが役に立っていることです。私のハンバーグやカレー作りの動画を見て、作っているとのこと。今までほとんど料理をしたことがなかったのですが、「動画だからわかりやすい」と、料理のやる気が出てきたようです。
(同上)
今や、子や嫁に料理を伝える時代では、ありません。
まさに新しい料理の伝承法!(笑)
他にも人生を乗り越えるコツみたいなものが伝えられそうですね。
一族のみならず、未来の人たちへ
エールを送れるって思うと
ワクワクするし、頑張れそうです
悪口書いたり、言ったりできませんね(笑)
その点、十分気をつけたいと思います。
この本から学んだこと
・挑戦したことに大きな拍手を。やりたくてもやれないものは最初からないものとしてしまおう。
・表現は未来へのラブレター。未来の人が触れた時、笑顔になるものを残そう。
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