今すぐ、タダで、身体ひとつでできる孤独解消法あります
著者 鹿目将至 出版社 双葉社
発行日 ２０２０年７月２７日
どんな本なの？
副題 精神科医がやっている猫みたいに楽に
生きる５つのステップ
著者は 愛知県松崎病院の精神科医 鹿目将至さん
取材と文章はライターの鳥居りんこさんが担当しました。
コロナ封じ込めのため、事実上の自宅軟禁生活を余儀なくされる日本。すでに心身ともに異常を訴える人が激増しているという。特に深刻なのは、「１日中家にこもって、誰とも言葉を交わさない人」の鬱。現役精神科医である著者の鹿目先生自身も悩み、様々な撃退法を試みているという。本書は先生や仲間の精神科医みずからがやっている「1日誰とも話さなくても、猫みたいに楽しく生きられる方法」簡単かつ効果絶大テクの数々を紹介する一冊。
（双葉社 公式HPより引用）
コロナ禍、つらかったですね。
人と会う機会が多い時は、
人と話すのうんざりと思うんですけどね
会ってはいけないと言われると
今度は、人恋しくなるわよね。
著者自身、医者ということもあり、妻子は実家に帰省してしまい、一人の辛さに苛まれます。
メンタル専門の臨床医として、これじゃあいかんと、心と折り合いをつける方法をあれこれ試してみたそうです。
その集大成がこの本。
５つのステップに分け、３９の方法が紹介されています。
コロナは今、一旦、落ち着いた状況です。
しかし、中高年はこれからの人生において、
「１日誰とも話さなかった」日と仲良くする心構えは持っておきたいもの。
この本は、穏やかな解毒剤です。
（はじめに）
「孤独」が「孤毒」に変わってしまいそうな時に、ぜひ気軽に服用してみてくださいね。
薬箱に・・じゃなくて、本棚に１冊常備してみてはいかがでしょう。
お金の全くかからない、すぐできる孤独解消法
膝をよしよし
他人のストレスのはけ口にされた時
試してほしい方法だそうです
理不尽な言われ方することありますよねぇ。
何か言い返したいけど・・・・
そんな時、著者が精神科の同僚としていたのが『膝をよしよし』
①椅子に座る、または体育座りする ②膝頭を手のひらで包み込み、１０秒ほどゆっくり撫でる ③温かさを十分感じる（膝小僧を手当てしてあげている感覚） ④ふくらはぎを足先から心臓の方に向かって、優しく撫で上げる
「よしよし、よしよし」と
つぶやきながらするといいそうです。
実際、これ、スージングタッチというセルフケア法の１つです。
膝だけではなく、自分がしっくりくる部分でも効くそうです。
座っている時に怒られたら、即、膝に手！
触っているだけでも、温もりが感じられれば少しは落ち着きそうですね。
もちろん、孤独感いっぱいで、人恋しい時も・・・いいかも
何より、セルフケアは、『自分にとことん優しく、甘く』がコツだそうです。
鼻歌
音楽は「聴くお薬」
特に鼻歌は、呼吸器内科の先生も推してます
著者の専門である精神科でも
『音楽を聴くことで、薬の量を減らせるようになった患者さんもたくさん』いるとか。
音楽の力ってすごいわね
もしも、電源もスマホもないところだったら？
そんな時こそ『鼻歌』だそうです。
音楽の効用はもちろんですが、
鼻歌しようとしたら、口を閉じて鼻呼吸をしなければなりません。
しかし、実際、口呼吸の人が多く、その口呼吸のせいで体に色々な悪影響を受けているとか。
本の中では、
お口の中のトラブル
風邪、アレルギー
睡眠時無呼吸症候群など
があげられてます
詳しくは本をご覧になってください
なので、その予防法として呼吸器内科医が「鼻歌」を推すこともあるそうです。
とにかく「ふふふ〜ん」と歌うだけで、楽しくなる上に健康にもいい！
おまけにお金もかかりません。
孤独な時こそ「鼻歌」試してみませんか？
ただし、嫌いな曲をする必要は一切ないそうです。
大好きな曲、楽しみましょう
まとめ
・ひとりぼっちで寂しい時欲しいのは、温もり。膝をよしよしして、一旦、心を落ち着かせよう
・鼻歌は『孤独をかわして楽しく健康』に。いつでもどこでもできる健康法
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