節約ばかりで、人生振り返った時、後悔しそうです
こんにちは
今日の本はこちらです
村山早紀 著 不思議カフェNEKOMIMI
<第三章 不思議の庭>より
著者もアラカン世代
お金や時間の使い方
考えさせられます
ささやかな贅沢なら、無駄遣いを1回我慢するだけで実現可能なことも
<今日のことば>
ささやかな楽しいひとときを過ごせる程度のお金や時間ならあったのに、自分には贅沢だとかもう若くないしとか、いつかそのうちに時間ができれば、と思ううちに、気づけば突然一生が終わってしまっていた。
(第三章 不思議の庭)
老後の資金が気になりすぎて、お金を使うこと躊躇うことありませんか?
やはり、不安ですもの節約ムードになってしまいます
主人公の律子さんは、平凡でささやかな暮らしを楽しんでいました
しかし、50代後半にして、突然亡くなってしまいます
ただ日頃の行いが良かったのでしょう、魔法使いとして生きることになります
でも、この本、ただのファンタジーではなく、アラカン世代の悩みや社会問題を取り上げています
そこで、<今日のことば>
律子さん、亡くなってから、おしゃれして、ホテルや遠くのカフェで、優雅な時間を過ごしておけば良かったと後悔します
そう、いくらホテルのカフェが高いと言っても、払えない額ではありません
ふとしたことで、散財してしまうような金額だったりします(笑)
散財は平気でも
贅沢はためらうのよね
同じ金額でもね(笑)
お金もそうですが、時間も同じように、歳を重ねるごとに減っていること
この文章から気付かされます
実際、楽しめる時間は、日を追うごとに短くなっていく・・
そう考えると、意識的にある程度、自分のためにお金と時間を使わないといけないなぁと思いました
どんなに楽しんでも、多少の後悔は残るようですけど・・
でも、自分は我慢して、お金を家族のために残しすぎても、争いのタネになるだけだしね(笑)
喜ばれるばかりじゃないの?
だったら、わたし、『あれ、したいな』『これ、食べたいな』の心の声に従ってみたいかも
資金不足は、工夫でカバー!
これができるのもアラカン世代の経験あればこそ
工夫する時間もきっと、豊かな時間と思い出になることでしょう
お互い楽しみましょう!
本について
あなたの、ささやかな生には意味がある。
(小学館公式サイトより一部抜粋)
毎日こつこつと働き、余暇には本を読み、紅茶を淹れて音楽を聴く。つつましく生きてきた律子に人生の終盤、ある奇跡が訪れる。
人ならぬ身となり、黒猫メロディとともに空飛ぶ車に乗った律子は、旅先でいろんなひとや妖怪と出会ったり、時にはカフェを開いてお客様に料理やお茶をふるまったり…。2017年本屋大賞ノミネート作品『桜風堂ものがたり』や2018年同賞ノミネート作品『百貨の魔法』、そして「コンビニたそがれ堂」シリーズなど、ファンタジー小説の名手が贈る、ささやかな、小さな魔法の物語。
ささやかな人生
多くの人が当てはまるからこそ
身にしみる作品です
戦争のこと
子どもたちのこと
アラカンだからできること
私もしていきたいと思います
エッセイはこちらです
コメント