地元のおやつは、一口、口に入れただけで、元気になれる有難い存在
公開 2022年9月29日
更新 2023年1月27日
著者 甲斐みのり 出版社 白泉社
発行日 2021年11月2日
どんな本なの?
著者の甲斐みのりさんは、文筆家。
旅、散歩、お菓子、地元パンなどを題材に執筆しています。

私も旅行へ行くときは、
お土産の参考にしてます。
リーズナブルなものばかりで
良いのよね
この本が、日本全国のお菓子やおやつを見つめ直すきっかけになればという思いで、個人的におすすめしたい全47都道府県の品々を紹介しています。
(はじめに)
紹介されているおやつはこんな感じです
<目次> 1 お取り寄せできるおやつ 2 あの人に贈るおやつ 3 地方の旅みやげ 4 かわいいパッケージ採集 5 絵本のようなおやつ 6 愛すべきキャラクター
かわいいおやつばかりで、みているだけで、思わず頬が緩みます。

いくつになっても
かわいいは良いですよね
贈る目的で読むのも良し
自分へのご褒美を探すのも良し
その土地でしか味わえないものは、訪れる楽しみもあって、もう最高!
ワクワクする1冊です。
お気に入りが見つかると良いですね。
今日は、その中で『地元でしか味わえないおやつ』について考えてみたいと思います。
みんなで、地元で長く愛されるお菓子文化、後世まで繋げよう!
地元の人向けの現地でしか味わえないおやつたち
現地でしか味わえないおやつを振り返るとき、訪れた季節や、ともに旅した人、その店の街の“匂い”までも思い出します。同時に、和やかな店主や、店に満ちるどこかのどかな雰囲気も。
(column.現地でしか味わえないおやつ)
HPやウェブショップがない、近所の人に向けて商いを続ける昔ながらのお店・・
都会のおしゃれなお店は、多くメディアで紹介されます。
一方で、紹介されないけど、全く引けを取らない近所の和菓子屋さんやケーキ屋さん、ありませんか?

あります。
近所の和菓子屋さんの
あんこ大好きです

長く親しんでいるだけに、
ほっとする味なのよね
また、旅先だと、土地に慣れ親しんだような気分になれて、嬉しいですよね。
お店の人にオススメ聞いたり、雑談を交わしたり・・
そんな思い出とともに、お菓子たちもいつまでも記憶に残ります。

そんなおやつを巡る旅も
素敵ですね。
著者はよくするそうですよ
おやつだけではなく、コロッケや、パンなど、
その土地ならではのものに財布の紐は、つい緩みがち。
だけど、財布に優しいのも地元のおやつ。
家でも旅先でもゆるりと楽しみたいです。
もう一度見直そう地元に根ざしたおやつ
その土地に暮らす人が共通して味わうお菓子は、“街の味”、“街の文化”、“街のみやげ”として、個々の記憶に根ざします。
(はじめに)
自分の家の近くの、出身地の、思い出の地の・・・
訪れた時、絶対、アレ、買って帰ろうと思うお菓子の数々、考えてみると、たくさんありますよね。

味が好きなのもあるけど、
大抵幸せな思い出も+αされているのよね
著者もこのコロナ禍で
『自分の身近にある店や味を慈しむことの大切さを感じました』
と言っています。
しかし、このコロナ禍で様子が変わってきているようです。

最近、いつでも買えると思ったら、
閉店してたということが
よく聞かれるようになりましたね。
年齢を重ねるごとに、思い出すのは、あの時食べたあの味・・
食べたいと思った時に、あの味はもうない。

おしゃれなお菓子に
うつつを抜かした自分に喝です(笑)
ぜひ、地元なのに、まだその存在を知らないおやつたち。
探してみましょう。
本にも載っているかもしれませんよ。

そして、いつまでもなくならないよう
応援できたら良いですね!
この本を読んで学んだこと
・地元のおやつは、ほっとさせてくれる味。心身ともに疲れた時は、ぜひ訪れよう地元のお菓子屋さん
・食べたいと思った時、食べられないのは悲しい。食べて応援し、その味を次世代に繋げよう。

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