おいしいものは、分け合いたい ちょっとした工夫で嬉しさ2倍に
公開 2022年11月10日
更新 2023年1月26日
![]() | 価格:1,100円 |

どんな本なの?
私にとって食べることは、生きることだ。最後までしっかり意思をもって食べるんだという<人生最後の食>への思いは、生きることへの執着でもあり、誰にでも必ず訪れる終わりのときの享受でもあろう。
(はじめに)
1976年生まれ。文筆家。
旅、散歩、お菓子、手みやげなどを題材に書籍や雑誌に執筆しています。
この本は、そんな著者が食べ物にまつわる短いエッセイ集。
おやつ、出身地の静岡での幼い頃の思い出や旅先で見つけたお菓子たち・・

知っているものは、味を思い出し・・
知らないものは、味を想像し・・
本当楽しい空想おやつの時間♪
何より『おいしくものを食べるのが好き』な著者。
贈り物にも一切、手を抜かない食べ物への愛情は、見習いたいことばかりです。
今回は、贈り物をするとき、参考にしたいステキな工夫2点について見てみましょう。
もらって嬉しい贈り物。どうせなら贈る方もワクワクしましょ
持て余した頂き物も大変身! もらって嬉しい演出でお裾分け
食べきれないからだなんて、申し訳なさそうに肩をすくめず、ぜひ召し上がってくださいと堂々と自信を持って差し出すためにも、ちょっとしたおめかしを忘れないようにしたい。お裾分けだって立派な贈りものである。
(お裾分けだって立派な贈りもの)
頂き物のお菓子や果物。
嬉しいんだけど、持て余すことありませんか?

いつも家にある紙袋やビニールに入れて渡すけど、
押しつけ感あったかも・・
著者は、クリスマスの長靴(お菓子が入っているあれ!)からヒントを得て、
お土産のお菓子も頂き物もラッピングして渡すそうです。
たとえ果物1つでもリボンをかける力の入れよう・・食べ物への深い愛情感じます。

そんな風にしてプレゼントされたら
すっごく嬉しいですね!
これなら、持て余された食べ物って気づかれないわね(笑)
手間もかかりますから、するかしないかは別として、そんなお裾分けの方法があること。
知っているだけでも、気持ちが豊かになれそうです。
贈り物は情報収集から始まる一大イベント
お礼、お祝い、お返し、おみやげ、お裾分け、おもてなし。贈りものにはさまざまな目的があれど、元はひとつ、気持ちという形だ。人が人を思いながら選んだもの。誰かが自分のために差し出してくれたもの。気持ちがあって、その先に生まれるのが贈りもの。だから贈りものが好き。私は人を想うことが好きなのだ。
(りんごジュースはお父さんの贈りもの)
贈り物・・
センスが問われますよね。
大人になって、贈り物をするようになると、
いかに相手のことをリサーチするかにかかっていることを知りました。

家族構成から食べてはいけない物、アレルギー対応まで
ありとあらゆること調べないといけないご時世よね。
好きなものは、相手との会話の中から拾い集める。
ぼーっと聞いていてはいけませんね(笑)
でも、最近、気づきました・・
相手の好きなものって、みんなも贈るのね。
そればっかり集まってきてしまいます(笑)

たくさんあると、どんなに好きな物でも
またこれか・・って気分になってしまうかも。
重ならないためには、好きなものを少し一捻りして、ストーリーまで練り上げて贈る。
そこまで手間をかける・・贈り物美人になりたいものです。
この本を読んで学んだこと
・贈りものは、相手が色々自分のことを考えてくれた時間や気持ち。ありがたく受け取ろう
・お裾分けにも、もらって嬉しい演出を!
・贈り物は念入りなリサーチと作り上げたストーリー性。
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