宝の持ち腐れ「そらいろのたね」で学ぶ

昭和の絵本

身につけたスキル、ここで役立たなくても、他では重宝されるかも

公開日 2023年2月9日
更新日 2023年7月7日

本のデータ

作 なかがわ えりこ  絵 おおむら ゆりこ
出版社 福音館書店 発行日 1967年1月20日 4歳から

どんな絵本なの

たねをうえると空色の家がはえてきた……!?

ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがやってきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することになりました。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきたではありませんか! 空色の家はみるみるうちに大きくなり、たくさんの動物や鳥や子どもたちの楽しい遊び場になります。しかし再びやってきたきつねが、みんなを追い出して空色の家を独り占めしてしまいます。きつねが家にはいると、空色の家はさらに大きくなって……。

(公式サイトより)
いずみくん
いずみくん

誰もが一度は、読んだのでは

ないでしょうか?

私も幼稚園で読んでもらったのが、最初だと思います。

こがねの
こがねの

ひよこが入れる大きさになった

ゆうじが入れる大きさになった

と、ワクワクしました

そして、最後には、先生から、
きつねのように、独り占めしてはいけないとの教訓も。

本当にこの本が伝えたかったこと、他にはないのかしら?

でも、社会の荒波に揉まれた今、もう少し違う解釈できないかしら?


今日は、少し、考えてみたいと思います。

いずみくん
いずみくん

ぜひ、ご一緒に!

あなたもしているかも?宝の持ち腐れ!

一生懸命にやったのに、手柄を取った途端取られた・・・
大人になるとありますよね。

いずみくん
いずみくん

僕も経験あります

悔しいですよね

ゆうじくんの気持ち、わかるような気がします。
(ゆうじくんは、そんなこと思わないかなぁ)

結局、独り占めしてもいいことはありません。
何より、実力が伴っていないので、尊敬されない(笑)

こがねの
こがねの

悔しい思いをした時は、

この絵本、思い出そう(笑)

ついでにきつねくんの姿も思い出そう

もう1つ気づいたこと・・・

それにしても、きつねくんは、種をポケットに入れていただけ・・・
もったいないですよね。家になったのに(笑)

やはり、


ヒトやモノにもその実力を発揮するのにふさわしい場所があること

そんなことに気付かされます。

いずみくん
いずみくん

きつねくん

宝の持ち腐れになるところでしたね。

気づけたのは、ゆうじくんのおかげ。

こがねの
こがねの

着こなせなかった服、あげたら、
見事に着こなしてて、
ちょっと損した気分、な〜んてね

なんだかきつねくんの気持ちわかりますね・・・

ポケットに入れっぱなしで、実力を発揮だせないままのモノありませんか?

この本で学んだこと

・「独り占めをしてはいけない」だけじゃない。子育てや社会に出てから大事なことが学べる本

・きつねくんは、自分の中にもあることを認めると見方が変わる。

⭐️こちらのサイトより、Amazonや楽天など、お気に入りの店で購入できます

そらいろのたね|福音館書店
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