めげそうになるブログ発信『「ない仕事」の作り方』で学ぶ

みうらじゅん

「まだやってるの?」と言われる人になるまで、好きを続ければ何かは得られる

本のデータ

著者 みうらじゅん 出版社 文藝春秋
発行日 2015年11月24日

どんな本なの?

著者はみうらじゅんさんです。
肩書はイラストレーターなどです。

1958年生まれですが、この本は2015年に出版されたもので、当時57歳。

そんな著者が頼まれてもないのに、自ら新たな仕事を生み出す手法は、
中高年にとって、これから迎える第二の人生に、ちょっとしたヒントをくれそうです。

特に特化ブログやYouTube発信。
伝わるまでが辛いの何の・・・

どんな風に著者はそこを乗り越えているのでしょう。

『ない仕事』とは

ジャンルとして成立していないもの大きな分類はあるれど、まだ区分けされていないものに目をつけて、ひとひねりして新しい名前をつけていろいろ仕掛け世の中に届けること

(前書き)

著者といえば、『ゆるキャラ』が有名です。


物産展で見た『元々は、各地方自治体や団体が独自に作っていた単なる「着ぐるみ」』に着目し、

『ゆるキャラ』という名前をつけて、

イベントをしたことが、あのようなブームを起こしたわけです。

こがねの
こがねの

お弁当に顔をつけただけでも

『キャラ弁』と名付けたことで

世界中に広まりましたよね

店員Aくん
店員Aくん

日常生活の当たり前で

名前がついて、

世間に知られるようになると

一大産業になる可能性があるんですね

お金になるかならないかは今は置いておいて、
新しい仕事はどうやって作るかのぞいてみましょう。

発信している段階は、好きを集めているところ。今が一番修行のとき。

ブームにするものは、本当に好きなものだけ

1997年に流行語大賞にまでなった『マイムーブ』という言葉、皆さんもご存知かと思います。

一般的には、「ここ最近、個人的に夢中になっているもの」の意味で使いますが、ご本人の意味するところは、どうやら違うようです。

私(みうら自身)の流行を、世の中に広めていく本来、これが「マイブーム」の本当の意味だったのです。(中略)
“本当に好きで、まだ皆が知らない面白いこと”を世界に届けたい。そのためには「ブーム」を起こすことが必要なんです。ブームにならないと、誰も見てくれませんから。

(前書き)

著者の好きをみんなに知ってもらうまでが本当の『マイブーム』

好きを伝える・・・・
それも単なる好きを伝えるだけではなく、

たとえそれが、他人にとって、魅力がないものでも、いかにして、ものすごく魅力的に見せるか?
を考え、伝える。

相当な愛情です。

こがねの
こがねの

まずは本当に好きなものを

愛情を持って発信してますか

しかし、今、発信していなくても、あらゆる場面で役立ちそうな考え方です。

こがねの
こがねの

人の短所すら、素敵な魅力と

見せ方を変えてしまう人も

重宝されそう!

『ない仕事』を『ブーム』にまで成長させるには?

ない仕事を仕事にし、ブームにするまで

 名称もジャンルもないものを見つける
  ↓
 気になったら、名称を与える
  ↓
 絶対ブームが来ると信じ、大量に集める
  ↓
 書籍やイベントにする <ここで仕事になる>
  ↓
 理解者が出てくる
  ↓
 勝手に独自の意見を言い出す人が出てくる
  ↓
 世間のブームとなる

絶対ブームが来ると信じ、大量に集める

著者といえば、『毒蛇』(ゴムヘビ)や『いやげもの』(観光地のお土産でもらっても嬉しくないもの)など、かなりの収集家でも知られています。

こがねの
こがねの

展覧会が開けるほどね

私もみましたが、モノの量に

圧倒されます。

ご本人もお金はかかるは、場所は取るは、飽きるはで、メンタル保つのは大変だそうですが、
絶対ブームが来ると信じて続けているそうです。

店員Aくん
店員Aくん

なんかYouTuberやブロガーさん

にも当てはまりそうですね

時間もお金もかかるし、飽きるし・・

こがねの
こがねの

確かに!

でも、相当数の動画や記事UPしないと伝わらないですよね

めげずに相当数・・・大変です!

それでもとにかく続けることと、著者は言っています。

時に顔をひきつらせながらも面白がり、人からの影響を受けたり、しながら発信し続ける。
そんなことを学びました。

「マイブーム」は一人では完成しない

しかし、最初は一人ではじめても、
自分だけの力では一大ムーブメントにはならないそうです。

続けていれば、そのうち理解者があらわれます。

そんな出会いが、また新たな発信方法につながることも・・

肩書がイラストレーターなどというのは、

そのやりたいことが、漫画、イラスト、エッセイなど、
どの媒体で発表するのがベストか考えて選んでいるから。

媒体によっては、できないものもあります。

でも、自分のやり方に固執していたら、
そのものがいつまで経っても輝けない・・

そんな時は、苦手なことは得意な人にお願いすることも忘れないことと、著者は言います。

店員Aくん
店員Aくん

そのものが輝ければ十分で、
自分の存在は前面に出なくていい

上手な人に輝かせて貰えば良いという

考え方なんですね。

こがねの
こがねの

それこそ著者がよく言う

自分なくしの旅」ね。

とにかくそのモノが目立てばいい。

ついつい前面に出たくなりますが・・・

そこは、我慢して、本の紹介に邁進いたします!

本が輝けるように!


私のブログも今は、まだブームが来ると信じて、大量に集めている段階

一緒にそれぞれの持ち場で、発信し続けましょう。
一大ムーブメントになるかもしれないその日まで!

まとめ

・今はまだ『ない仕事』も発信し続ければ、いつか仕事になるかもしれない。好きを発信し続けよう

・とにかく知ってもらうには、まず膨大な労力と時間がかかる。好きだと信じて続ければ、何か形になるはず。

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