つらい現実の向き合い方「受いれる」で学ぶ

加島祥造

つらい人間関係、出来事 乗り越えるには「受いれる」ことから始めよう

本のデータ

著者 加島祥造  出版社 小学館
発行日 2012年6月28日

どんな本なの?

著者は前回と同じ、加島祥造さんです。

今回は「受け入れる」こと。

嫌なこと、嫌な人、嫌なものと・・・・・
受け入れ難いことがこの世の中にはたくさんあります。

想定外の苦難や悲しみが襲ってくることも多いのが人生。まず自分を受いれ、悲しみを受いれ、恐れを受いれ、あらゆる変化を受いれていくと、他者や他者の変化も受いれられ、自由で柔軟な人生を生きることができる。苦しみは消えることはなくても、それ以上大きくはならないーー。そんな「ライフワークとして若い人に伝えたかったメッセージ」を、90歳に近づく加島祥造氏がやさしい言葉で綴る。

(小学館HPより)

最初は受け入れられなくても、読んでいくと、
受け入れてもいいかな」ぐらいの気持ちには、なれそうな作品です。

こがねの
こがねの

それだけでも十分

前に進んでます!

読むのに時間はかかりません。
気持ちが立ち直るまで、そばに寄り添ってくれる1冊です。

「受いれる」の文から、嫌なヒトや嫌なコトとサヨナラする方法を考えてみる

ある日、突然、悲しみのどん底に

喜びが悲しみに変わったとき 柔らかに受いれる

すると、新しい展開が始まるよ

(同上)

ある日、誰かの一言で、突然つらい日に変わることがあります。

悲しかったり、悔しかったり、不安になったり

書店員Aくん
書店員Aくん

僕も眠れない日が

続くほど、ムカつくことあります

しかし、「ま、いいか」「じゃ、どうしよう

と、『柔らかに受いれる』ことができた時、

新しい展開』が始まると著者は言います。

こがねの
こがねの

長く生きていると

あの時が転換期だったと

思える日もありますよ

そうじゃなくても、確実に乗り越えた分、成長したなと思える日がきます。

書店員Aくん
書店員Aくん

成長・・も『新しい展開』かな?

お互い辛い出来事があったら、どうか諦めずに受け入れ、
新しい展開とやらをしかと確かめましょう

嫌な人、顔も見たくないんだけど・・

いやな事や いやな人を まずは受いれて
あとは放っとくことさ
たいていは 溜らずに 流れ去ってゆくさ

(同上)

嫌な人のこと考えると、1日中あっという間に過ぎてしまいます。

あんなこと言った
こんなことした

考えてみると勿体ない時間の過ごし方です。

ずっと、1日中、その人と脳内でデート(笑)してるみたい

一度、「なんかしょうもない人だね」と受け入れて、
他のことしているうちに流れ去っていくと著者は言います。

書店員Aくん
書店員Aくん

僕なんか相手の方から

愛想尽かされることも

あります(笑)

確かに・・突然、別れを告げられることもありますね。

相手は、これで「さよなら」できたと思っているでしょうけど

実は、こちらも戦わずして「さよなら」できたということ

こがねの
こがねの

お互いが近過ぎたのかもね

冷却期間も大事

必ずどんな方法でも、時が経てば『溜まらずに 流れ去ってゆく』から、
脳内デートの時間、少しでも減らしましょう。

それでもずっと嫌なヒト、嫌なコトが私の頭の中に居座っている時は?

いやな事や 恐ろしい人が どうしても 受け流せずに

まわりに 溜まりだしたら 自分が 流れだしたらいい

(同上)

そんな時は、環境変えてもいい。

しかるべきところに相談するのもいい。

こがねの
こがねの

とにかく そこから離れましょう!

自分が 流れ(動き)だしたら、『新しい展開』がきっと待っているから・・

そんなことを教えてくれた1冊です。
人間関係に疲れた時、ぜひ、開いてみてくださいね。

まとめ

・何事もまずは「受け入れる」こと。時間はかかっても、受け入れられたら、新しい展開が待っている

・時として、そこから離れることも大事。それも新しい展開へ流れ出したことだから

受いれる | 書籍 | 小学館
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