攻撃的な困ったちゃんに困ったら、７０年前に良書に助けを求めよう
著者 レス・ギブリン 訳 弓場隆
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日 ２０２２年２月１８日
どんな本なの？
著者 レス・ギブリン 訳 弓場隆
本書は1956年にアメリカで出版されて以来、「人間関係のバイブル」として幅広い読者に支持され、カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著となっている。（中略）
（ディスカヴァー・トゥエンティワン公式HPより）
読者が営業マンならば顧客との関係、管理職ならば部下との関係、親ならば子との関係において必ず役に立つヒントを見出せるだろう。
『すべての人は、成功と幸福を求めている』
私もです（笑）
だけど、成功と幸福手に入れたいけど、ちょっと厄介な人がいるのが世の習い。
この人、なんとかならないかなぁってね
だけど、著者は違います。
困ったちゃんは、
常に『相手に好意を求め、自分を受け入れてほしい』と求めている人。
ならば、ここは、満たしてあげようじゃないか。
満たされた困ったちゃんは、いずれ、あなたのファンになり、助けてくれるかもしれない。
その助けのおかげで『成功と幸福』が手に入るかもしれないと著者は言います。
まさしくGive and Take!
先に与えてしまうのですね
まさしく世に蔓延る困ったちゃんを立ち直らせるための世直し旅。
しかも『他人に幸福を与えれば与えるほど、自分の幸福感も高まる』と、著者。
試してみて、損はありません。
７０年前に書かれた本なのに、学ぶところがたくさんありますよ。
自尊心が高い人が多ければ、平和で幸せな社会になる
自尊心が低いとどうなるの？
人々は自尊心を傷つけられると感情的になりやすいが、自尊心を大切にしてもらうと理性的に振る舞う。
どんな人でも傷つけられれば不愉快です。
でも、その後の対処法は千差万別。
受け流す人、攻撃的になる人・・・どうしてでしょう。
誰もが自分は（自分にとって）一番重要な人物であり、
自分を大切に扱ってほしいと願っています。
周りから認められており、何より自分が大好きな自尊心の高いは、
そのぐらいの攻撃ではびくともしません。
時間が少しかかっても、自分で立ち上がれます。
しかし、逆に私には、そんな人様に大切にされるような価値ありません・・
と、いう自尊心の低い人ほど、攻撃的に。
世の中の争いごとは、
自分のこと嫌いな人が多いから？
そんな自尊心の低い人の本心は、実は、
普通の人より、もっと強く『大切に扱ってほしい』と切望しているのです。
私も大切にされたいYO！
そんな困ったちゃんも『いったん自尊心が満たされると、
自分のことを忘れて他人のニーズに意識を向けることができる』人に変身するそうです。
思いやりが持てるように
なるんですね
世の中の争いごと減らしたい・・・・ならば自尊心の低い人を高い人に！
この大変な時代を生き抜いてきた大人世代なら、多少の自信もあるのでは？
困ったちゃんからの攻撃をうまくかわして、
さらに自尊心を高めるお手伝いがしたい。
そして平和な世の中に！
そんな世直し旅に必要なノウハウ・・見てみましょう。
相手に重要感を持たせる３つのルール
相手を重要な存在とみなす
意見や考え方に敬意を払うこと。
礼儀正しさも忘れない。
『心の中でつまらない存在』
と思ってませんか？
すぐにやめましょう。
相手に注目する
注目されることは、人間として大切にされているなぁと感じることができます。
1人に大注目より
ほどほどの注目を全員に
名前をきちんと呼ぶのも
いいかもね！
相手に対して威張らない
自分を印象付けようと、威張ったり、マウントを取ったりしないこと。
相手の話から学ぼう。
そして学んだことを伝えよう。
どうでもいい間違いは指摘しないことがコツよ
いかがでしたしょうか？
どうしても中高年は、見た目だけでも上から言っているようにみられるもの。
もしかしたら、知らず知らずのうちに、若い者の自尊心を低めているかも・・
誠意を持って、礼儀正しく向き合いたいものです。
まとめ
・すぐ攻撃的になる人は、自尊心の低い人。怖がらないで対処しよう。
・中高年は若者の自尊心を高めるお手伝いを。間違っても自尊心を低めないように。
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