本当の友人かどうか「脳の闇」で学ぶ

中野信子

何事も「待てる人」が、結局強い

本のデータ 

著者 中野信子  新潮社
発行日 2023年2月1日

どんな本なの?

ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい……集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!

(新潮社 公式サイトより)
いずみくん
いずみくん

この本はバカには読めない

と、挑戦的な本です。

我こそは・・と、思う方は是非!

最初から、とんでもない始まりですが、そう言われると、「それなら私が読み解いてやろうじゃないか」という気分にもなり、最後まで、モチベーションが爆上がりの本です。

きちんと読めないと、バカを認めることになる・・・

と、必死になってしまうあたり、しっかり著者に脳を操られてるなぁと。

こがねの
こがねの

してやられた・・

<Twitter記事より>

こがねの
こがねの

自分が嫌だな、不快だなと思うのは、

性格のせいだけではなく、

誰にでも備わっている脳の仕組みによるものかも

いずみくん
いずみくん

自分だけじゃないとわかると

安心します!

内容としては、不安・恋愛・正義感・健康・毒親など、誰もが興味のある、ちょっとドロドロしたことがテーマなので、引き込まれること間違いなしです。

こがねの
こがねの

今日は、本の中から

『待つこと』について

考えてみます。

赤信号、待てる人ですか?

「待てる人」がストレスもなく、ハッピーな人生を送れる

何事も、早ければ早いほどいいわけではない。自分が赤信号によって止まっている、信号が青になるまでの数十秒の間、そのわずかな時間のズレによって起きるかもしれない運命のいたずらを楽しんでいるんだ、というのだ。

(待つという能動的選択)
いずみくん
いずみくん

赤信号、待てますか?

待つ」という行為

色々、いいことありそうです!

著者がネットで読んだ記事から考察してます。

赤信号を無視せず、ルールを守って、横断歩道の前で立ち続ける人に待つ理由を聞いたところ、返ってきた言葉です。

このわずかなズレのおかげで

・素敵な友人にであることができるかもしれない
・混んでいるカフェで偶然、そのタイミングで席が空いて座れるかもしれない
・スーパーで買いたいものが30%引きになるかもしれない

(同上)

どんな素敵な未来が待っているのだろう・・と、ワクワクしながら赤信号を待っている数十秒☺️

なんだか幸せですよね。

特に、歳を重ねれば、渡りきるまでも時間がかかるようになります。

昔は渡れたのに・・と、悔しがるよりも、

数十秒待ったことで、どんな素敵なことが起きるのか

ワクワクする時間に変えてみたいと思いました

そのほうが、毎日が楽しそうですよね!

待てる人が、結局多くのものを手にする

そう思えば、隣で赤信号を渡っていても気になりません。

もしかしたら、何事も早く早くよりも、待つべき時は待つの方がスムーズに、ことが進むのかもしれません。

『待つ』という行為、見直してみませんか?

いずみくん
いずみくん

赤信号は

止まりましょう(笑)

さて、著者。

人間関係において、その人を待っている時間も楽しい人が友人と言います。

その人、待ち合わせに遅れてきても、会えば嬉しいですか?

それとも・・・

こがねの
こがねの

『待つ』という基準で

自分の気持ちを知る

お試しくださいね。

まとめ

・わずかな時間のタイムロスが、その後の運命を大きく素敵な方向に動くかもしれない。待つべき時は待とう。

・その友人、遅れてきても許せる?許せない時は、一度関係性を見直そう

中野信子 『脳の闇』 | 新潮社
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