親の墓がないけど、何かと入り用なアラカン世代「お墓、どうしてます?」で学ぶ

北大路公子

「骨なんて、そこら辺に撒いてくれていいから」ほど、困る言葉はない

本のデータ

著者 北大路公子 絵 丹下京子
出版社 集英社
発行日 2022年11月30日

どんな本なの?

副題は『キミコの巣ごもりぐるぐる日記』です

父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。
お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?
脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。

(集英社公式サイトより)
いずみくん
いずみくん

お墓について、古墳などみて

色々考えようという企画が

コロナで、自宅で考える

に変わってしまいました

著者は、アラカン世代の長女。

突然の父親の死で、死後の事務作業、相続、父の会社の後始末。

そして、お墓について、あれこれ翻弄されます。

がいるので、あれこれ相談しながら、手分けしながら進めていくのですが、一筋縄ではいきません。

おまけに、年老いた母親に何を聞いても返ってくる言葉は、『どっちでもいいよ

子供の頃、夕飯に何を食べたいか訊かれて、「何でもいい」と答えた時、「それが1番困るの!」と怒ったあなたはどこへ行ったのか。

(第5回 市営霊園の心変わりと強気)
こがねの
こがねの

身につまされます

著者のエッセイは、何を読んでも面白いのですが、親の死後の後始末の話で、こんなに気が重くならずに読める本は、あまりお見かけしません。

ぜひ、手に取ってみてくださいね。

いずみくん
いずみくん

何かとトラブルの多かった
ストーブが引き取られる姿を

ドナドナ』と表現するあたり

さすがです!

親の死後は、予想外の連続。終活は、ある程度、形にしたイメージを伝えたい

「父ちゃんの骨なんて、もうそこらの道に撒いてくれていいから」
やはり考えていなかった。これは1ミリも考えていない人の物言い。考えている人は道には撒かない。

(第1回 お墓、どうしてます?)
いずみくん
いずみくん

遺骨はそのまま
道に撒いてはいけません

色々決まり事があるので、

詳しくは調べてくださいね

急に亡くなったので、終活はしていなかった父親。

このセリフ、よく聞きますよね。

本人は、かっこいいつもりなんでしょうけど、間に受けて、実行したら、大変なことになります

ほんと、ぼやきたくなることばかりです。

終活、してますか?

残された方は、ほんと大変ですね

まだできることもあったはずだ。たとえば、自分の墓を買うとか、せめて会社のあとしまつをするとかだ。いやもうしつこいようだが、本当にそれくらいは、やってからあの世へ行ってほしかった。何を手ぶらで行っているのか。

(第12回 できること、できないこと、できなくなること)

歳をとると、できなくなることが増えるのは仕方がないこと。

でも、せめて、真っ当なイメージだけ残しておいてくれるとやりやすいなぁと思います。

いずみくん
いずみくん

借金はないと言ってた父。

しかし、会社の後始末は大変でした。

こがねの
こがねの

きちんと把握して

形に残した方が良さそうですね

いずみくん
いずみくん

城山三郎の

どうせ、あちらへは手ぶらで行く』ですね。

こういうところ、クスッと笑えます。

しかし、ここで問題が起きます。

著者が病が発見され、かなりの治療費がかかること・・・

お墓どころではありません。

親孝行したいところですが、私たち子ども世代も、老いに足を突っ込んだ状態

やはり、これからの時代は、自分の後始末もある程度は済ませておく・・・

そんなことを学んだ1冊です。

こがねの
こがねの

親世代は、子どもまかせ

でも、私たち世代は、親も自分も

私たちが自分でしなければいけない。

なんだかな〜ですが、頑張りましょう!

まとめ

・親の死後の手続きのあれこれ。辛い時には、ユーモアたっぷりにボヤいてみよう

・終活は、あとの者が困らない程度のイメージは伝えておこう

・予想外の出来事も起きる。望み通りに行かなくてもOK。臨機応変で。

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お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記/北大路 公子 | 集英社 ― SHUEISHA ―
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