お金の増やし方より、減らし方を知るほうが、充実した人生へと導いてくれる
公開日 2023年 9月15日
更新日 2023年12月21日
こんにちは
ようこそいらっしゃいました
今日の本はこちらです
森 博嗣 著 お金の減らし方
お金の増やし方では
ないんですか?
アラカン世代のお金の使い方・・お金は使う方が実は難しい
なんとも奇妙な題ですよね。
世の中には、お金の増やし方の本はたくさんあるのに・・
しかし、お金を貯めるより、実は使う方が難しいと思いませんか?
特に頑張って働いたり、節約して貯めたお金・・
もったいなくて
使えません!
それこそ、死後使えずに残したお金が残った家族の争いの火種になるなんて、目も当てられません。
自分で貯めたお金は
自分が有意義に使いたいものです
お金とはなんだろう?
ではまず、使い方を考える前にお金とはなにか考えてみましょう。
著者はこう定義しています
お金は自分のやりたいことや、使いたいもの、そして欲しいものを買うための手段
まさに、お金は何かと交換しない限り、何も得られません。
だけど、お金を使うのが日用品やその日の食料だけだったら味気ないもの。
しかし、贅沢品は、毎日
買えませんよね
そんな日用品や食料も、高価でなくとも、気になってた新商品や
新しいレシピの開拓という名目なら、どうでしょう?
ワクワクします!
つまり、お金は、そのワクワクと交換する手段ということになります。
同じものを買うにも、ワクワクする方を選ぶことが大事なようです。
お金を価値あるものにするには・・
しかし、お金があっても、なんの交換もしなければ、
モノを手に入れた嬉しさや、素敵なサービスで、心が躍ることもありません。
なんかつまんない!
減る心配はないけどね(笑)
ものを買う、つまりお金を減らすことは、自分が得をするための行為だ、ということになる。
(価値を見極めるためには?)
つまり、お金を減らすこととは、ものを買ったり、サービスを受けたりしてワクワクを手に入れること。
それもそのワクワクは、自分が手に入れて満足したな〜、嬉しいな〜と思えるものであること。
こうしてはじめて、お金が価値があるものになるのですね。
もちろん、自分のためだけに使うのも良し。
大好きな人との楽しい時間に使うのも良し。
お金は、自分の満足と交換するものであり、価値があるのは、その満足の方なのである。
(交換によって個人が自由になる)
つまり、
お金を払って、満足感や幸福感がが得られることができれば、正しい「お金の減らし方」ができたということ
ただ単純に品物やサービスが手に入ることではありません。
・頑張って手に入れたのに、誰も褒めてくれないとか
・思ったほど喜んでくれなかったとか
そういった気持ちが少しでもあるのなら、減らし方失敗。
自分の心が満足しているかどうかが分かれ道のようです。
著者自身
よく見られたいとか自慢したい・・
といった、他人の目を気にしたお金の使い方は一切しないそうです。
見習いたいものです
子供の頃、買ってもらったおもちゃを枕元に並べたあの日!
満ち足りた思いで
いっぱいでした
まさにこれこそが、正しいお金の減らし方!
あの時の気持ち、毎日
持ち続けていたいですね
今日買った、それ、枕元に並べておきたいモノですか?
本について
「お金がないから好きなことができない」
(SBクリエイティブ 公式サイトより一部抜粋)
人はとお金を理由にしがちです。
一方、お金持ちは「お金は使えば使うほど増える」といいます。
人生や価値観を左右する「お金」とは一体なんなのか。
どうすれば、お金の不安が消えるのか?
本書は、著書『作家の収支』でその収入を明らかにするなど、忌憚なく本質を突く作家・森博嗣が
「お金の減らし方」と題し、人生とお金の付き合い方を解き明かします。
投資家やFPでは決して語ることのできない。
「お金」への思い込みをひっくり返す1冊!
おいそれとは
真似できませんが・・
お金を減らすことも
考えなければいけませんね
著者の歯に衣着せない文章で
描かれる実際のお金の減らし方
エピソード!
読んでいて気持ちがいいです
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