東直子『とりつくしま』を読んで、欠点について考えた

東直子

欠点を決めるのは、他人の視点が9割だと思う

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

東 直子 著  とりつくしま
『ささやき』より

東日本大震災の頃に
出版され、話題に
今年3月末、映画化されます

自分の欠点って気になるけど、そもそも欠点って何だろう?

<今日の言葉>

たとえほんとうに欠点があったとしても、それは気づかない人にとっては、欠点にならずに済む。だから欠点なんて知ろうとしなければよいのだ。

(ささやき)

自分の欠点、考えただけでも嫌ですよね

でも、欠点って

・誰かに「それ、よくないよ、直したほうがいいよ」って言われた時

・誰かのスンバラシイ行動に、「あ〜自分はできないな」って感じた時

に、気づくものではありませんか?

そして、自分では、欠点だと思っていても、人によっては、全然気にもならないものだったりもします

実は、欠点って、他人の視点が9割かも・・・

他人が自分の価値観で人を見ているだけのことで、絶対ではない気がします

欠点って、字に書くと、欠けている点・・

つまり人間、100点満点じゃなきゃいけないってこと?

欠点を指摘している人だって、100点満点じゃないのにね(笑)

私も気をつけようと思います・・他人の欠点を挙げつらげること

だって、100点満点の人間
じゃないんだもん(笑)

至らない点は、得意な人が補えばいいだけのこと

欠点だとクヨクヨするより、素直にお願いできる人になろう

そんなことに気づかされた1文になりました

感想(読書メーター投稿)

自分なら、誰の持ち物になりたい?

そんな自問自答をしながら、自分にとって本当に大事な人がわかる1冊です。

どうでもいい人にばかり振り回されていて、大事な人を蔑ろにしていない?

人間関係の整理にも役立ちます

本について

本について

著 者 東直子
出版社 筑摩書房
発行日 2011年5月10日

死んだあなたに、「とりつくしま係」が問いかける。この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ、と。そうして母は息子のロージンバッグに、娘は母の補聴器に、夫は妻の日記になった…。すでに失われた人生が凝縮してフラッシュバックのように現れ、切なさと温かさと哀しみ、そして少しのおかしみが滲み出る、珠玉の短篇小説集。

(筑摩書房 公式サイトより)

身の回りのもの

もしかしたら自分のことを

大切に思ってくれている人の化身?

大事にしなくっちゃ

私は師匠に秘めた恋心を

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その、妻の凛とした姿
OVER50のお手本です

筑摩書房 とりつくしま / 東 直子 著
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