渡辺淳子『東京近江寮食堂 青森編』を読んで、二択することについて考えた

渡辺淳子

食べ物も人も『良い』『悪い』にわけてしまっていいのだろうか?

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

渡辺淳子 著 東京近江寮食堂 青森編 〜明日は晴れ〜
『3』より

いずみくん
いずみくん

新しい店員さん睦美さんは、アラフィフ世代

専業主婦から1歩踏み出そうとします

物事『良い』『悪い』の間を日々、右往左往させられている

<今日の言葉>

「ファディズムは、一時的な流行を熱心に追いかけるという意味よ。フード・ファディズムは、食べものを『良い』『悪い』に分けて、むやみに信じる考えのこと。『あれを食べればやせる』とか、『これを食べればガンが治る』っていうのは典型例ね」

(3)

フード・ファシズムという言葉、ご存知ですか?

私は、この作品で知りました

物語では、妊活のため、食事を制限するお客さんについて、話している時に語られる言葉です

巷には、「あれは食べちゃいけない」というものもあれば、その反対のものもあります

書店にも多いですよね・・一体どっちなんだ?と思える本

私は、いつしか読まなくなりましたけど(笑)

『朝食を食べるか食べないか』だけでも、昔から、二転三転しているようですよ

ある日、突然、誰かの説で、一夜にして変わってしまう食べ物の『良し』『悪し』

何度、翻弄されたことか(笑)

でも、最近は、私自身、食べ物について

大地に根ざしているものなら、そう体に悪いものはないかな・・

と、思ってます

飢饉とかで餓死した時代のこと思たら、良い・悪いで食べられるもんを分けるのは、贅沢な話やで」

「食料が簡単に手に入るようになっちゃって、贅沢病にかかっちゃったのよね」

(同上)

確かに・・・食べ物なかったら、選んでもいられません

確かなのは、自分の体の声を聞くこと・・改めて気づかされました

さて、何事も『良い』『悪い』で判断して、『悪い』ものは排除してしまうこと、人間にも当てはまるかしら?

ある日、誰かの意見で急に評価が変わったりしてね

気をつけなくては・・・たくさんの人を傷つけてしまいそうですもの

これは、自分の心の声を聞くことですね。心に刻みます

感想(読書メーター投稿)

母という存在を考えさせられた作品

子供からみると、母親の存在って、時にウザいもの

でもさ、母親も子どもの存在に翻弄されることもあるんだよ

その何ともいえないモヤモヤした気持ち、見事、書いてくださいました

感謝

本について

本のデータ

著 者 渡辺淳子
出版社 光文社
発行日 2020年11月27日

妙子と安江、二人のおばちゃんが営む谷中の東京近江寮食堂は本日も大賑わい。新人バイト・睦美の出身地、青森のご当地料理が好評なのだ。そんな中、子連れ客・絵美里の様子が気になり、妙子たちは声をかける。息子の偏食を直したい彼女のために、特別なメニュー作りを思い立つのだが――。下町の食堂に集う人々と、心のこもった料理の数々が胸をうつ、感動作。

(光文社 公式サイトより)

今回は、青森の料理
2巻の『醤油』に続き
『塩』が肝に!

『みんな、何かと闘ってるんですね』

そうだよ!お互い頑張ろう

自分に負けそうな時、開きたい1冊です

東京近江寮食堂 青森編 渡辺淳子 | 光文社文庫 | 光文社
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