望月麻衣『満月珈琲店の星詠み』を読んで、経験について考えた

望月麻衣

味わい深い人生だったと思える人は、一体何をしているんだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは

今日の本はこちらです

今日の本

望月麻衣 満月珈琲店の星詠み
『第一章 水瓶座のトライフル』より

いずみくん
いずみくん

『満月珈琲店』は、

気まぐれに現れます

疲れた心の持ち主の前に・・

水にどんな茶葉(経験)入れる?何を入れるかで、人生は変わる

<今日の言葉>

最初は、水でも、その後の経験で別物に変わっていくのですから

(第一章 水瓶座のトライフル)

『最初は水で、それからお湯になって、

茶葉を入れて紅茶になって、

ミルクを注いでミルクティーになって・・・』

の言葉を受けての返事の言葉です

確かに、最初は単なる水なのに、入れるものによっては、コーヒーにも日本茶にも・・・

また、全然違った味わいになります

ミルクを入れる『味変

もありますね

ならば、人間も同じかしら?

多少の遺伝の影響はあったとしても、生まれたばかりは、できることは、ほぼみんな同じ

しかし、その後『経験』という茶葉をブレンドすることで、それぞれの個性が生まれてきます

なんか素敵な表現だなぁと思いました

不思議と、人生が味わい深いものに感じてきました

甘いのも苦いのも、酸っぱいのもブレンドされているから、味に深みも出るというもの

OVER50なら、味わいのある感じに仕上がっていますよね・・きっと!

でも、まだまだ先は長い!

最後は、極上のお茶に仕上がるよう、今後も色んな経験を積んでいきたいものです

こがねの
こがねの

人生「う〜ん」と思う時は、

お砂糖やミルク『味変』で

やさしさをプラスしましょ

感想(読書メーター投稿)

ここに出てくる人って、うんと頑張り屋で、真面目に物事取り組んでいて、一生懸命生きている人たちばかり

『自分をうんと甘やかしてあげる』ことを忘れて、つい他人の気持ちを優先してしまってたんですね

きっと思い当たる人、たくさんいるはず

まずは、この本を開くこと・・それだけでも『自分をうんと甘やかしてあげる』時間になると思います

本について

本のデータ

著 者 望月麻衣
出版社 文藝春秋
発行日 2020年7月20日

満月の夜にだけ開く不思議な珈琲店。優しい猫のマスターと星遣いの猫たちが、極上のスイーツと占星術でで、人生に迷える人々をおもてなしする。

(文春文庫 公式サイトより)

この本は、最後まで

ぜひ読んでください

最初は、猫?着ぐるみ?

と、思ったのですが、

何とも素晴らしい話の展開!

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