どうして、スキルってすぐに身につかないんだろう?
こんにちは
今日の本はこちらです
上田健次 著 銀座「四宝堂」文具店 Ⅲ
『ブックカバー』より
ブックカバーのワークショップで
中学生の参加者、ブックカバーを
作るのに悪戦苦闘します
なんでもすぐには身につかないもの。時間をかけて繰り返せば、できる瞬間は必ずやってくる
<今日の言葉>
どんなことも要領と言うかコツと言うか、そう言うものをつかむまでには時間が必要だわ。最初はゆっくりとしかできなくて当たり前なの
(ブックカバー)
あ〜この言葉、子どもの頃に聞きたかったです
確かに、何度も何度も繰り返していくうちに、ふとできる瞬間・わかる瞬間が来ること
きっと皆さんも何度か経験されていることでしょう
しかし、私の母は、ものすごくせっかち
うまくできなかったり、モタモタしていると、イライラ・・・
もしかしたら、いくつかの才能、開花させずに来てしまったかもしれません(笑)
でも、母だけでなく、学校もそうだったんじゃないかなぁと思います
あれだけの人数がいたら、先生だって付き合っていられませんよね
だから、今日から、苦手なことは
できないんじゃなく、その瞬間に到達する前に諦めさせられたんだ
と、思うことにいたします(笑)
自ら諦めたんじゃないんです!
諦めさせられたんです!
やはり時間に追われている状況っていいことありませんね
しかし、私の母、孫になったら、ゆっくり待っていられるようになったと言うじゃありませんか
どうゆうこと?
確かに私の子どもたちには、気長にできるまで、何度も教えて練習させてました
娘、私が幼い頃挫折した
海苔巻き、上手に巻けます(笑)
材料のムダも時間の浪費も多少の失敗も許せちゃうと言う、余裕さ!
はぁ、コツをつかむのにも時間がかかりますが、
余裕を持って教えられるようになるまでも時間がかかるものなんですね
と、言うことは、コツを掴むまで、見守ってあげられるのもOVER50の役目かもしれません
たとえ待ってあげられなくても、
「できるまでには、時間がかかるものよ〜」
と、このワークショップの先生のように声をかけることならできそうです
そして、これから先、私自身、覚えがあやふやになり、すぐには出来るようにならない日が来ることでしょう
そんな時は、
「コツをつかむまでには時間がかかるもの。いつか、スイスイできるようになるわよ」
と自分に暗示をかけてあげたいと思います
とりあえず
現場100回!
本について
どこかミステリアスな青年・宝田硯が店主を務める文房具店「四宝堂」。品揃えの良さはもちろんのこと、オリジナルのブックカバー制作やインク調合のワークショップなども好評の知る人ぞ知る銀座の名店だ。
そんな店を一人で切り盛りする硯のもとには、今日も様々な事情を抱えたお客が訪れて――。
ずっとそばで支えてきた若旦那から暇を出されたベテラン職人。家事や子育てに追われ疲れ果て、プライベートが充実する友人をつい羨んでしまう女性など。モヤモヤを抱えた人々の心が思い出の「文房具」の魔法でじんわり解きほぐされていく。
大人気シリーズ、待望の第3弾!
(小学館 公式サイトより)
文房具をめぐる
心温まるお話
『原稿用紙』の話が好きです
店主の硯さんと
喫茶店の良子さん
二人の恋の行方も
おばさんとして気になります
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