八木沢里志『純喫茶トルンカ 幸せの香り』を読んで、存在意義について考えた

八木沢里志

自分が生まれてきた意味ってあるんでしょうか?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

八木沢里志 著  純喫茶トルンカ 幸せの香り
『シェード・ツリーの憂鬱』

いずみくん
いずみくん

守るべき人、いますか?

親は子供によって生かされる。生まれてきただけで、もう親を生かしている存在なのだ

<今日の言葉>

コーヒーの木にはシェード・ツリーが必要だけど、シェード・ツリーのもコーヒーの木は必要じゃない。コーヒーの木があるおかげで、シェード・ツリーははじめて存在できるんでしょ。一緒にいられるから、太陽をいっぱい浴びて成長できる。それってお互いに守り守られているってことになるんじゃないの

(シェード・ツリー)

子どもが生まれた時

「この子を守っていかなければいけないんだ」

と、思いました

大きくなるまでは、決して自分が死なないようにしなくっちゃと必死でした

しかし、今は、手が離れ、そこまでの使命感はありません(笑)

自分が、子どもたちを守っていたつもりですが、実は、自分の健康や安全、子どもたちが守ってくれてもいたんだなぁと、<今日の言葉>を読んで思いました

我が子を含め、大切な人の存在のありがたさに改めて気付かされます

この物語は、幼馴染のトルンカの看板娘の雫ちゃんを守っているつもりの高校生の浩太くんのお話です

ある事件をきっかけに、雫ちゃんの存在に、自分が助けられていることに気づきます

いいですね〜
おばさん、
胸がキュンキュン
してしまいました

確かに、互いにその存在があるから、頑張れることもたくさんありますよね

特に、食事

明日も明後日も何の張り合いも無かったら、きっと雑になるんだろうなぁ、

家族のため、仕事のため、理由はそれぞれ違っていても、その先に誰かの存在があることが、今日もきちんと食べようって思えているのですね

健康って、一人で作っているものではないと、つくづく思います

未来の自分のため
っていうのもアリですよね?

私を生かしてくれる存在がいることに感謝すると共に、私が誰かを生かす存在であったらいいなぁと思います

たった1人でもね

それだけでも生まれてきた意味はあったというもの

ということは、生まれてきた意味なんてね、ホントそんな大袈裟に考えるものじゃないのかも・・

だって、みんな誰かの子どもだもんね!

もう、十分、親、生かしてきたよ〜

どんなに親に否定されても
その親を生かしているのは
子どもの私たち
めげずに頑張りましょ

感想(読書メーター投稿)

再会とは、人生における一番身近な奇跡である
前作に出てくる言葉が、まさに現実となって起こるお話
高齢の女性の再会、羨ましい
私もこんな再会あるといいなぁ
やはり、こんな世の中だから、悪人が出ない小説は、本棚に必要
この本も本棚の住人として相応しい作品

本について

本のデータ

著 者 八木沢里志
出版社 徳間書店
発行日 2019年4月1日

あなたにとって、しあわせの香りとはなんですか??。
コーヒー香る『純喫茶トルンカ』で、繰り広げられる三つのあたたかな再会。
二十年間店に通う高齢女性・千代子によみがえる切ない初恋の思い出
看板娘の幼馴染の少年・浩太が胸の奥深くに隠す複雑な本心
人生の岐路に立つイラストレーターの卵・絢子の旅立ち。
ままならない今を生きる人たちをやさしく包み込む。
大人気シリーズの第二弾!

(徳間書店 公式サイトより 一部抜粋)

高校生の浩太に対するいじめ
浩太の心の動きの描写が秀逸です
こんなに色んなこと考えるのですね

みんなトルンカの常連さん
だけど、それぞれが人生の主人公
なんだと思わせてくれる作品ばかり
千代子おばあさんの話、好きだな

しあわせの香り - 徳間書店
八木沢里志 記事一覧
やぎさわ さとし 1977年 千葉県生まれ 日本大学芸術学部...

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