山本幸久『花屋さんが言うことには』を読んで、できなくなることへの抵抗を考えた

山本幸久

年齢を重ねると、できなくなったり、億劫になったり。今できることは何だろう?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

山本幸久 著 『花屋さんが言うことには』
「Ⅶ すずらん」より

いずみくん
いずみくん

花屋のオーナーの母
60代前半の莉香さんの言葉
人生謳歌してます

大事なのは優先順位。いずれ難しくなりそうなものからチャレンジしよう

<今日の言葉>

若いうちに自分のやりたいことに取り組まなくっちゃ。歳を取るにつれ、難しくなっていくからね。

(Ⅶ すずらん)

この言葉、身に沁みますね

やりたいこともそうなんですが、特に旅先で、それを痛感することが多いです

山道や、とんでもない急な階段

バスに何時間も揺られて行くとか・・

足腰の心配トイレの心配

もう躊躇することの多いことと言ったら・・

若い頃には、全然想像もしていませんでした(笑)

なにせ、一番活動的だった頃は、子供が小さい

そしてまだまだ活動的な頃は、学費で資金の心配親の介護など

やれやれ、これで心置きなく旅ができるぞと思う頃には、体力が・・・

ま、後悔はして
いないんですけどね

今は、少しでも取り返そうと、私自身

いずれ、行きづらくなるだろうという所を優先的に旅先として選んでいます☺️

段々、予約とかも億劫になるのかしら?

いつまでも行けると思ってたんですけどね、限りはあるようです

でも、そのうち船旅とか楽しめるようになるのかしら?

年齢に応じた楽しみ方で、少しでも長く旅を楽しめたら良いなぁと思います

そのためには、体力財力ですね

体力作りと節約
頑張ります!

もちろん、旅だけでなく、あらゆることで<今日の言葉>は、言えます

凝った料理もいつかは面倒に

そもそも作ってないんじゃ?

できる時、やりたいと思う時は、楽しんで取り組みたいと思います

そして、優先順位がとにかく大事!

迷ったら、難しい方を選んでみようかな・・

そんなことを学んだ1冊となりました

我が子や部下など
可愛い子には旅をさせよ!
背中を押してあげられたら良いですね

感想(読書メーター)

花屋さんのお仕事小説
良い人ばかりで良かった
時々、なんじゃこれは・・という人もいるんですけどね
過去や現実であれこれ抱えた人たちが働く職場
まるで止まり木のようなお花屋さん
きっといつかまた元気に羽ばたいていくんだろうなぁと予感でいっぱいのお話でした
そんな場所になれる人って、いいなぁ・・と
そして私も出会いたいなぁ

本について

本のデータ

著 者 山本幸久
出版社 ポプラ社
発行日 2022年3月14日

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。
やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。
花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ――。

(ポプラ社 公式サイトより)

花屋さんの仕事の大変さが
伝わるストーリー
でも、働いている人たちは
いつも楽しそうです

登場人物の年齢もさまざま
等身大の大人たち(幽霊含む)
素敵な生き方だなぁと思います

([や]2−9)花屋さんが言うことには
紀久子が働くことになったのは、駅前のお花屋さん。誰かの日常が...

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