公開日 2022年9月11日
更新日 2023年4月27日
1番楽しいと思えることしてますか?2番目じゃダメですか?
著者 青山美智子 発売日 2020年7月8日 宝島社
![]() | 価格:779円 |

どんな本なの?
ある朝目を覚ますと、腕に大きく「神様当番」という文字が! 突然現れた神様のお願いを叶えないと、その文字は消えないようで……?
幸せの順番待ちに疲れたOL、弟にうんざりしている小学生の女の子、リア充と思われたい男子高校生、乱れた日本語に悩まされる外国人教師、部下が気に入らないワンマン社長。
(宝島社 公式サイトより)
ムフフと笑ってほろりと泣ける、5つのあたたかい物語。
バス停に落ちている「おとしもの」を拾ったばっかりに・・・
翌朝、目が覚めると、しゃがれ声で「お当番さん、みーつけた」と言われる主人公たち
『そこには、ニヤニヤした見知らぬお爺さんがちょこんと正座して』います。
お爺さんは小柄で痩せていて、額からてっぺんに向かってつるつるで、頭の両脇に白い毛がもわもわと生えていた。どこかの中学生みたいな、白ラインの入ったえんじ色の長袖ジャージを上下で着ている。足元は裸足だ。
(一番 水原咲良 (OL))
そして言うのです、『「わし、神様」』
『おとしもの』を拾って持ってきたのだから、わしを楽しませろと言います。
それまで、お爺さんは帰らないと言うのです。
それも左腕には、何をしても消えない『神様当番』の文字が・・・

この迷惑なおじいさん。
でも、どこか憎めません

やっぱ、落とし物は
持ってきたらダメよねぇ(笑)
こんな面倒なことになるなら、
持ってこなかったわぁ
さて、5人はどのように神様を楽しませたのでしょうか?
今日は、その中から、『一番 水原咲良(OL)』から
私にとって楽しいことってなんだろう?、を考えてみたいと思います
「楽しいことがない」のは、やりたいことを我慢しているから
人生って、単に楽しいからやるって、それが一番の決め手だよ。意味があるとか、お金になるとかはその次でさ。
(同上)
自分自身に何かの取柄や才能があるかどうかもあんまり関係なくて、この世をおもしろがれる力の方がうんと大事だと思う。
そんなふうに過ごしてるうち、本当にやりたいことがわかってくるんじゃないかな。
本当にやりたいこと、我慢してませんか?
「楽しいことないかな」が口癖の咲良さん。
そんな咲良さんに神様は貪欲に「あれしたい」「これしたい」と言います。

実は全部、咲良さんが
やりたいと思っても
理由をつけてやらないでいたことばかり・・
思い当たることありませんか?
でも、神様を楽しませないと、帰ってくれないし、腕の文字は消えません。
全力で自分から働きかけるようになります。

理由をつけて行ってなかった
イベントに申し込んでみたり
「楽しいことがない」のは、実は、本当にやりたいことを理由をつけてやらずにいて、人目を意識したことを選んでいるから
楽しいことってなんだろう
そんな時、事務の仕事に行き詰まりを感じている咲良に友人の葵さんが言う言葉です。

「これって何か意味あるの?」
って二の足踏んでしまうことって
ありますよね
実際、葵さん。
ビーズアクセサリー作りで、不恰好なもの作っても楽しそうです。

咲良さんにしてみれば、
こんなに完成度が低いのに
なんで楽しいのかわかりません
葵さんは、ビーズアクセサリーでペンチを使うことや道具の名前がわかったことだけで、もう満足。
十分楽しいのです。
一方、咲良さんは、完成度高いのに、他の人と比べて落ち込んでいる・・

同じことをしても
受け取り方は様々です
ただそこにいるだけで面白がれる。好きなものを好きだと言える幸せ。それで十分。誰かと競う必要はない
例えばブログ・・
収益化とか集客とかPVとか・・
そんな言葉に翻弄されがちです。

でも、本当は私の好きを好きと言える場
書きたいという気持ちを実現する場
で十分なんですよね!
ま、収益につながるのは、捨て難いんですけど(笑)

後先、意味、お金など、まずは考えず
今いる場所を存分に楽しむ・・

そんな楽しいがたくさん集まれば、
私はこれをやっている時が幸せなんだなと、
「本当にやりたいこと」が見つかるのかもね
まずは、来るもの来るもの、一つずつ存分に楽しんでみましょう!
まとめ
・人目を気にして、2番目にやりたいことしてないか問いかけてみよう
・本当にやりたいことは、ご縁のあったものを毎回楽しんで行うことから見つかる
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