中高年の生きがい「木曜日にはココアを」で学ぶ

青山美智子

誰かの背中を押したり、心を救うお手伝いを生きがいとしてみたらどうだろう?

本のデータ

著者 青山美智子 発売日 2017年8月26日 宝島社 

どんな本なの?

一杯のココアから始まる、心温まるストーリー。僕が働いている喫茶店。
必ず木曜日に来て、いつも同じ席で手紙を書く女性がいる。そして、頼むのは、決まってココア。僕は、その女性を「ココアさん」と密かに呼んでいる。
ある木曜日。ココアさんはいつものようにやってきたのだが、どこか様子が違い……。
色とりどりのストーリーが深く交わっていく、ハートフルストーリー。

(宝島社の公式サイトから一部抜粋)

12個の小さなストーリー。

登場人物たちは、お互いの存在を知りません。

いや、最後まで知らないままです。

ましてや、自分が誰かを救っているなんて、つゆとも知りません

こがねの
こがねの

世の中ってそんなものよね

だけど、ある人の一言だったり、登場人物の行動がほんの少しずつ影響しあって、

最後は人の命まで救います。

泉くん<br>
泉くん

舞台は、日本とオーストラリアです

だけど、不思議と人がつながります

何気ない一言が『時』や『国』を超え
誰かを幸せにするなんて考えただけでも、ワクワクしますね。

こがねの
こがねの

同時に自分は、

人に優しい言葉を

かけているだろうか

と気になります。

まずは、本の中の『優しい言葉』をたくさん浴びて、癒されてみませんか?

実際、こんな風につながっていくんだ・・と可視化されるのも面白いものです。

今日はその中から、『10 あなたに出会わなければ [Black/Sydney]』を見てみたいと思います。

私たちはいろんな人の人生に彩りを与えている

多かれ少なかれ、誰もが誰かにとってそういう存在なのかもしれない。きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。

(10 あなたに出会わなければ [Black/Sydney])

オーストラリア在住の翻訳家のアツコさんが主人公。

翻訳家を目指していましたが、なかなか芽が出ませんでした。

そんな時、仕事を紹介してくれたのが、マスターと呼ばれる男性

実は、マーブル・カフェのマスターで、世界中あちこちを飛び回っているようです。

だって、

俺の役割って、すごい力を持ってるのに埋もれちゃってるヤツを引っ張り出して、世の中に伝えたり広めたりすることだから

(同上)

実際、彼と出会ってから、次々と活躍の場を広げていった人たちが次から次へと現れます。

泉くん
泉くん

ここに『つながるんだ・・』

と、見つけた時の嬉しさと言ったら・・

読んでて楽しいです。

でも、マスターのように、カフェやギャラリーを持っているような人ではないと、
誰かの背中を押せないのでしょうか?

いやいや、

誰かの何気ない一言

誰かの思い切った行動

それをただ、見聞きしていただけの人の運命を大きく変えてしまうこともあると、

この本は教えてくれています。

こがねの
こがねの

誰かの言葉を手紙やメールで

伝えただけでも、相手に

勇気を与えることもあるのね

誰かの言葉で、励まされたり、元気をもらったことはありますか?

あなたの言葉で、励まされた、元気になったと言われたことはありますか?

まさしく

わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。
互いに誰かの人生を彩りのあるものに変えている(・・可能性がある)

自分は「ぼーっ」と生きているつもりでも、
絶対、誰かに影響を与えている。

泉くん
泉くん

反面教師でもですか?

こがねの
こがねの

・・・だね

だったら、出来るだけ、いい影響を残したいですよね。

特に、中高年。若者の励みになるような言動を取りたいものです。

こがねの
こがねの

お互い頑張りましょう!

たとえ反面教師だと言われようとも・・・

壮大かつステキバタフライエフェクト・・
続きは本でお楽しみください。

まとめ

・中高年の役目は誰かの背中を押すことにある。決して、自分を引き立てよと言わないこと(笑)

・いい言葉は、時代や国を越えて残っていく。少しでもいい言葉で話そう

木曜日にはココアを│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
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