自ら不幸になる行動「意地悪」に身を投じる人ってどうよ
著 者 銀色夏生 角川文庫
発行日 令和5年4月24日
![]() | 退屈ピカリ つれづれノート43 (角川文庫) [ 銀色 夏生 ] 価格:814円 |

どんな本なの?
いつも身軽に。いつか身軽に。のびのびと変わり者でいよう
日々の生活にも慣れてきていつもの退屈が襲ってきた。思えば私はいつも退屈だった。たぶんこれが私のデフォルトなのだ。
(KADOKAWA 公式サイトより引用)
とはいえ出来事はいつも起こる。故郷の魅力を詰めこんだ手ぬぐいを心を込めて製作したあとに、思いがけない結果が待っていた。
アップダウンを繰り返し、今日もなんとか過ぎていく。今日は今日の陽が沈み、明日は明日の陽が昇る。あさってはあさっての太陽が遠くの山の向こうあたりに待機しているはず。
ゆっくり考えよう。
半年に一回出版される『つれづれノート』
今回は2022年8月1日から2023年1月31日までの記録です。
子育てが終わり、故郷、宮崎での生活も慣れて、ご本人曰く『退屈な日々』
しかし、毎日、同じことが繰り返される日常の中でも、
・添加物を極力食べない生活をする ・ワイン党から故郷の焼酎を愛する人になれるよう、挑戦する ・温泉やお店を変えてみる
と、ほんのちょっとだけ変化を加えているあたりは、さすが行動力の著者。

定年退職や子育て終了
の中高年のみなさ〜ん
参考にしてみてはいかがでしょう?
確かに子育てで時間を取られていた頃は、退屈だな〜と感じることはありませんでした。
仕事や子どもから解放された時、人は時間を持て余すもの。
退屈、退屈って思うのは今日の退屈が明日も続くと思うからだ。それはある意味、幸福なことだ。明日もっと悪いことが起こるかもしれないと思えば、今日の退屈をありがたく感じるだろう。
(9月10日(土))
実は、退屈・・人生において『幸せな時間』だということに気付かされます。

自分や家族が不幸な時、
退屈なんて言ってられません!

中高年のなんとなく退屈な時間って
振り返ったら、すごく貴重な時間かもね
ぜひ、著者と一緒に『退屈』という名の『幸せな時間』に、どっぷりハマってみませんか?
自分は意外と忙しい・・な〜んて気づいたりして(笑)
今日は『8月11日(木)』から、息子のサク君と話した『不幸な行動』について考えてみたいと思います。
どうして自ら不幸の道へ進むのだろうか?
悪口を言ったり機嫌悪くしたり人に悪いことをすると、結局自分に跳ね返ってきて人間関係がうまくいかなくなるのに。
(8月11日(木))
意地悪するのは、成長過程では必要なことだけど・・
子供の頃は、もちろん、自分の思い通りにならないと、悪口やいじめたり・・・
でも、さすがに大人になると減ってきます・・よね?
ある日、なんとなく気づくのです。
自分のピンチの時、誰も助けてくれないって。

手助けやお金の援助や
声援もね
その時、はじめて、自分のやってきたことの酷さを知ります。
これも成長の過程では、誰もが通る道。
だから、いい歳して、意地悪する人って、ある意味、まだ発展途中なのかも・・・(笑)

気づかないのか
人のせいにしているだけなのか
そう思えば、自分を必要以上に責めたり、傷ついたりしなくていいんだと思えてきます。
上手く行かない時、不幸な時、味方はいますか?いなければ・・
ママはずっと昔から不思議だったの。どうしてみんな、わざと不幸になるような行動するのだろうって。(中略)物事がスムーズに動かないように、不幸になるように、なるように、しているように見えるんだよね・・
(同上)

物事がスムーズに行かない時は、
自分の行動にも原因がないか
振り返ってみるんですね。

私って不幸だわ〜
って思った時もね!
自分の意地悪のせいで、味方がいないのなら、行動を見直そうということですね。
肝に銘じたいと思います。
それにしても、意地悪って、相手がいるからできること。
自分のモヤモヤを相手にぶつけて、解消するのって、他人に頼りすぎじゃないかしら?

でも、悪口言いたくなる時
あります!

海や山に向かって
叫んでスッキリできればいいよね
まとめ
・楽しい人生送りたかったら、意地悪しないに限る。応援者が増えてくるよ、きっと
・意地悪も関係が近すぎて相手に依存しているから。風通しの良い関係を築こう
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