銀色夏生『「マイ・ペース」つれづれノート42 』を読んで、大人の友達について考えた

銀色夏生

どうして、年齢が上がるにつれて、友達がいなくなるのだろう?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

銀色夏生 著 「マイ・ペース」つれづれノート42
4月6日(水)』より

畑やガーデニングをしながら
色々考えを巡らせます

大人になったら、もう、親友を作ることに躍起にならなくていい 

<今日の言葉>

人に気を遣うよりも自分の感情を尊重するようになると、だんだん人に合わせるのが面倒くさくなる。すると、仲のいい友達って結局そんなにいないんだとわかる。

(4月6日(水))

子供の頃は仲のいい友達がいて、話しているだけで楽しかったです

共通の話題があったし、誰かの噂話で盛り上がったり・・

でも、年齢を重ねるごとに、話題は多岐に渡り、時に興味がない時もあります(笑)

そんな時、ああ、この人も変わってしまったなぁなんて思います

お互い様なんですけどね

きっと、その時点で、密かに友達リストから外しているのでしょうね

そして、気がついたら、リストには、誰もいなかった・・なんてね😱

著者も、年齢を重ねるごとに、友人が少なくなったのはなぜだろうと、考えます

初期の頃の『つれづれノート』の銀色さん、とにかく、毎日、人間関係、です(笑)

しかし、子供の手が離れ、宮崎に来てからは、さらっとした関係といった印象を受けます

年齢を重ねると、友人が減るのは自然のことなんですね

そういう私も、若い頃のような、濃密な人間関係はなです

どうしてでしょう?

著者はこういいます

自分らしく生きるようになると人とはそうそう気が合わなくなる。それは当然そうだろう。人はみんな人それぞれだから

(同上)

置かれた環境が少しでも違うと、考え方も微妙に差が出てきます

その小さい差が、鼻についたりしてね(笑)

やっぱりどこかで、自分が王道だと思っているところあります

夫婦でもそうなんだから、友達なら尚更ですよねぇ

だから、むやみやたらと、友達が疎遠になっていくことを悲しまなくてもいいのかもしれません

それは、銀色さんいうところの『自分らしく生きている』証拠ですものね

一方、大人だから、許容範囲も意外と広くなっています

気が合わないなぁと感じながらも、その時間をやり過ごすこともできるようになりました

つまり、若い頃のように、親しい友達になろうとしなければ、そこそこ人間関係うまくいくのではないか

他人に合わすのも体力が要ります

合わないのは、当たり前

親友になれないのも当たり

と、割り切って、体力消耗しない程度に人間関係を良好を保ちたいと思います

相手のこと尊重するけど、
無理に合わせなくてもいいのね!

本について

本について

著 者 銀色夏生  
出版社 角川文庫  
出版日 2022年10月24日

あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には忙しく

家の片づけと資料整理が今のいちばんの課題。
本棚の本を1冊1冊読みながら、もう心に沁みこんでいるかどうかを確認する。
庭の草木は茂るにまかせ、畑は夏の暑さで去年とは違った様子を見せる。
あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には忙しく。
宮崎暮らしの2年目はゆっくりと過ぎていく。
先のことを考えないので思いわずらうことは少ない。
明日は何をするんだっけとサウナでぼんやり考えるのがリラックスタイム。
幸せのコツがいっぱい詰まったつれづれノート42弾。

(KADOKAWA 公式サイトより)

2022年2月1日〜7月31日まで
の出来事が綴られています

色々な事件、もう記憶にないのに驚きます

還暦後の心境の変化

仕事や暮らしや友人など、

中高年にとって

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