樹木希林『老いの重荷は神の賜物』を読んで、動じない人になる方法を考えた

樹木希林

金銭問題や人間関係・・まだまだ動揺してしまうことばかりです

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

樹木希林 著 『老いの重荷は神の賜物』
<折口信夫と私たちの神さま>より

いずみくん
いずみくん

希林さんの老いと病
について、明るく語ってます

年齢を重ねれば、自然と手放せるようになる。その時、動じない人となる

<今日の言葉>

私自体は、心の執着、それから物に対しての執着、こういうものが外れていったときから、どういうわけかすごく生きやすくなって、すべてのものに対して、何も動揺しなくなったんです。

(折口信夫と私たちの神さま)

樹木希林さんが亡くなって、もう5年になるんですね

この本は、もうすぐ70歳という時に講演会で話されたことで構成されています

その時、すでに病を抱えており、少しずつ終活していたようです

さて、私、アラカン。まだまだこの領域には達していません

なので、値上げと聞けば、動揺するし、人間関係のあれこれも動揺します

動揺するのは、
執着のせいなのね

希林さんは、『死ぬまでに使うお金なんてたかだか知れている』ので、お金を追い求めたりしないと言います

衣服も買わない、食事も食べ過ぎで病気になるぐらいなら、ほどほどでいいとも

これが執着しない
ということなのかぁ

確かに、子供がいる頃は、何かとお金が必要になりましたので、かなりシビアだったと思います

でも、巣立ってしまった今、そこそこ不自由しない程度あればいいのかなぁと、1円単位まで目くじら立てないようになりました(笑)

あ〜しっかり、自分も
老いに向かっているなぁ
正直、認めたくないけど

特に終活なんぞしていませんが、自然とそうなっていく不思議さ、興味深いです

これもこの歳になってみないとわからないことでした

ならば、何が起きても動じなくなるのも遅かれ早かれくるのかしら?

悔しさ恐怖心などで、心、乱されることが少なくなるといいなぁ

でも、きっと若者から見たら、おばさん特有の『動じてない姿』に映っていそうよね

だけどね、まだまだ動揺しているのですよ・・見えないかもしれないけど

ま、他人から見たら、動揺していないように見えること自体、しっかり成長している証拠

希林さんのように、老いる姿、堂々と表現できる大人でいることも、私たちの役目かも

頑張ります!

一緒に少しずつ
『動揺しない』人に
なっていきましょうね!

感想(読書メーター投稿)

講演会で話された口調のままなので、とにかく読みやすいです
そして、1時間もあれば読めます
でもね、内容はすごく濃いです
年齢を重ねれば、あ〜そうよねと納得行くものばかりです
どうやって、少しずつ『この世に繋ぐくさり』を外していくか?
大変興味深く読みました

本について

本のデータ

著 者 樹木希林
出版社 集英社
発行日 2019年9月10日

昨年9月の訃報から1年。今なお愛され続ける個性派女優の本音トークをまるごと収録。
「全身がんに冒されて」「老いとのつきあい方」「女優として」「衣食住」etc…。
希林流があふれる洒脱な人生読本。生きるヒント満載

(集英社 公式サイトより)

同病の人たちとの交流
三者三様でなかなか
興味深かったです

いかにこの世のしがらみから
解放されるか・・
まずは衣食からというのも
興味深かったです

老いの重荷は神の賜物/樹木 希林 | 集英社 ― SHUEISHA ―
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