柏井壽『鴨川食堂 ごほうび』を読んで、料理屋のあり方を考えた

柏井壽

敷居の高い料理屋さんよりも行きたいのは・・

こがねの
こがねの

こんにちは
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今日の本

柏井壽 著 『鴨川食堂 ごほうび』
<第五話 牡蠣フライ>より

いずみくん
いずみくん

敷居の高いご飯やさん
ありますよね

好みや体調を丁寧に聞いてくれる店。客としての心構えは・・

<今日のことば>

料理屋っちゅうのは料理人の腕を競う場やない。ましてや食材や腕前をひけらかす場でもない。お客さんの好みや体調に合わせるのがほんまの姿と違いますか。

(第五話 牡蠣フライ)

あまりにも高い名店は行きません

そのせいか、腕前をひけらかされた覚えはありません

実際のところどうなんでしょう?

いや、普通のお店でも、

気づいて光線」出されているかもしれないけど・・

確かに個人店でも、好みや体調、聞かれることありません

あ、一度だけありました

大阪の座って食べる串カツ屋さん

きちんとアレルギーなど聞いてくださいました

聞いてみると

どうせなら美味しく食べてもらいたい

体調が悪くなって嫌な思い出作って欲しくない
(これはお互い様か・・)

だから、丁寧に聞くのだと、おっしゃってました

また、某地方のおでん屋さん

常連の若い男性が病み上がりだからと、きちんと選んであげてました

いいお店だと思います

でも、観光客には、かなり厳しいので、

食べログの評価はかなり低いです

味もいいのに、残念です(笑)

そういえば、どちらも対面で、料理を供する店でした

対面だから、ちょっとしたことに気づけ、配慮できるのかもしれませんね

一方、お店の人とは、できるだけ関わりたくないという客もいます

ある意味贅沢な食事を遠ざけてしまった原因の1つかもしれません

勿体無いことです

お店の人との適度なコミュニケーション、大切にしなければ

これからの自分の体や心のためにも・・ネッ!

感想(読書メーター投稿)

世代交代が少しずつ進んだ鴨川食堂
『縁』を大事にしていることは、しっかりそのままなので、安心です
今が幸せだから、食の思い出を探したくなるものなんですね

本について

本のデータ

著 者 柏井壽
出版社 小学館
発行日 2024年7月5日

京都発!食捜しなら鴨川親娘におまかせあれ
京都・上賀茂神社の近くに移転した「鴨川食堂」。元刑事の父・流と娘のこいし、そして料理人である浩の三人で営むこの食堂は、どんな思い出の味も捜し出し、食べさせてくれるという――。

(小学館公式サイトより)

シリーズ11冊目
世代交代しつつある
鴨川食堂です

今回の相談者は
年齢層高め
だから共感できます

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