銀色夏生『ひとつの小さな楽園を作る つれづれノート(46)』を読んで、過去の悔しい出来事について考えた

銀色夏生

過去の悔しい思いが時々、よみがえります

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

銀色夏生 著 『ひとつの小さな楽園を作る つれづれノート(46)
<3月8日>

いずみくん
いずみくん

2024年2月から
7月までの記録です

60歳過ぎたら、人生の伏線回収。都合のいい解釈与えて、いい人生だったと思いましょう!

<今日のことば>

 岡田斗司夫の切り抜き動画が出てきたのでみたら、「人生が映画だとしたら、60歳からは伏線回収」と言っていて、「そうそう」と頷く。
 ホントそう。過去の出来事の意味が、こういうことだったのかとわかってくる。(中略)
 わかるというか、納得できるようになる。

(3月8日)

物語の伏線回収・・得した気分になります

驚くやら、感心するやら、笑えるやら・・

人生にも伏線回収がある
なんて、嬉しいですね

たとえば、若者の「どこどこ大学落ちた」とか、「会社辞めさせられた」

そんなの聞くと、きっともっといいことが待っているよ〜と言いたくなります

年齢の分だけね(笑)

本当に悔しい思いをしたり、もう立ち上がれないと思ったこと

人生、長く生きてくると、あの時が結構、転機だったなぁと思うことありませんか?

まるで、誰かがその方向、間違っているよと教えてくれているようにすら、思えてきます

どうせなら、もっと
穏やかに教えて欲しい
ものですが・・

嫌なこと全部、伏線!

そう思うと、今後、どう回収されるか楽しみになってきます

だから長く生きることは大事なんだよね
自分に起こったいろんなことの意味が変化するから。

(同上)

回収するには、やはり長生きしなければいけません

伏線回収は2、3日で起こるものではありませんものね

人生振り返った時に「あの時、〜してたら、今の自分はなかったかもな」と言えた時が、回収時

長く生きれば生きるほど、その分、意味もいい方向に変化するはずです

ま、良いように
解釈する都合の良さが
必須ですが・・(笑)

間違っても恨みをさらに
募らせないように!

60歳過ぎたら、少しずつ過去の嫌なこと、棚卸して、私に都合のいい解釈を与えていきたいものです

お互い、楽しい伏線回収にしていきましょうね!

感想(読書メーター)

お子様たちも元気で何より。親子の件、いつも楽しみにしています。『やること、やりたいことはこの小さな空間の中にたくさんある』確かにそう。若い頃みたいにお出かけしなくても、身近にある幸せに気づけるようになります。ま、それもいっぱいお出かけしたからわかることなのかもしれないけどね。ずっと最初から読んでいるけど、文章も穏やかになって・・これもシンプルな暮らしのおかげかしらね!

常に胸騒ぎがしている様子
そういえば、8月に南海トラフ、その後大雨と続きますね
シンプルに暮らしていると、直感が鋭くなるのかしら?

次作が楽しみです

本について

本のデータ

著 者 銀色夏生
出版社 角川文庫
発行日 2024年10月25日

あまり外に出なくなってから、気持ちがぐんと落ち着いた。やること、やりたいことはこの小さな空間の中にたくさんある。ここに小さな楽園を作ろう。その作業には長い時間がかかるだろう。ゆっくり丁寧にやっていこう。昔から、自分の家に帰るのが大好きだった。自分だけの空間さえあれば、私はいつでもホッとできる。自分自身に戻れる。ここにいながら遠くへと想いを馳せることもできる。行動のヒントはいつも目の前にある。



(KADOKAWA公式サイトより)

庭と畑の世話をして、
時々人生について考える生活

食についても参考になります

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