群ようこ『れんげ荘』を読んで、1ヶ月10万円生活を学ぶ

群ようこ

今後、1ヶ月10万円生活を強いられたらできるかな?

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

群ようこ 著 れんげ荘
<5>

いずみくん<br>
いずみくん

今、再び注目を浴びている作品です

見栄を張らず、自分の好きなものにだけお金をかける生活を心がける

<今日のことば>

れんげ荘に住んでいるということは、それなりの収入であるはずなのに、彼女は生活のなかで贅沢を知っているのだなと感心した。(中略)実家が喫茶店を経営していたこともあるのだろうが、こういう場所できちんと淹れたコーヒーを楽しむことを知っている。身につけている服だって、ブランド品ではないけれど、よく似合ってオシャレに見える。

(5)

この本、最近、取り上げる読書ブロガーが多いので、気になって読んでみました

45歳で、大手広告会社を辞めて、実家を出る決意をしたキョウコさん

貯金と退職金で、ン千万円。月10万円で暮らせば、一生働かなくても大丈夫と、ふんでいます

だから、家賃は3万円のオンボロアパートの『れんげ荘

まさしく、今の時代に
ぴったりなお話しです

で、<今日のことば>
これは、お隣に住む六十歳すぎのおしゃれなクマガイさんのこと

収入や貯金は定かではないのですが、3万円の家賃に住んでいることを考えてもそうお金持ちではないはずです

なのに、きちんと淹れる美味しいコーヒー屋さんを知っていたり、町の美味しい店も時々楽しんでいる

主人公のキョウコさんも彼女から、色々感化されます

しかし、そういう、キョウコさんも食材には手を抜きません

人それぞれですね。
手を抜きたくないもの
見極めておかなければ

私たちも、この先、相当な節約を強いられそうな予測があります😱

でも、そうなっても

大好きなものには、時々、ほんの少しだけ、良質なものに、お金をかける

クマガイさんのようなそんな心豊かな生活ができるんだ!

と、思うと、ちょっと元気が出てきます

また、住居についても心配ですよね?

住むところあるかしら?
歳をとっていると貸してくれない
って言うし・・

この『れんげ荘』母親から辛辣な言葉を浴びせられるほど、オンボロ!

だけど、不思議と、訪ねてきた人は、そろって『居心地がいい』と言います

なぜなら『手を加えてすむ楽しさ』のある家だからなんだそう

(昔読んだ、『大草原の小さな家』の父さんみたい☺️)

どんな場所でも丁寧に手入れすれば、心地よい暮らしが営めるものなんですね

(治安は心配だけど・・)

また1つ怖いものが
減りました!

とにかく、老後の生活に元気と勇気を与えてくれる作品です

まずは、私自身、今の生活をダウンサイジングして、居心地の良い空間、目指したいと思います

このシリーズ読み続けて、
1ヶ月10万円生活を
学んでいきたいと思います


感想(読書メーター)

1ヶ月10万円で暮らす・・今、再び話題になるのがわかるような気がします。激務の日々から解放されたけど、何をしていいかわからない定年後のような生活。母と娘の問題。さらにミニマリストのような生活。贅沢はしないけど、好きなものは買う。本当に今の時代にぴったり。先が楽しみです

本について

本のデータ

著 者 群ようこ
出版社 角川春樹事務所
発行日 2009年4月

月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人”という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長篇小説。

(角川春樹事務所 公式サイトより)

カビや寒さ・・
まさしく季節を
感じながらの暮らし
できるかなぁ?

なぜかキョウコさんにだけ
厳しい母親・・
母娘問題も気になります

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