群ようこ『散歩するネコ』を読んで、年金生活に入る前に大事なことを考えた

群ようこ

年金生活になったら、生活できるか不安です

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

群ようこ 著 『散歩するネコ れんげ荘物語』
<7>

いずみくん
いずみくん

キョウコさん50代
生活のダウンサイジング

今日が一番若い日!頭を使って、自分の許せるギリギリラインを見つけよう

<今日のことば>

ここに引っ越した当初は、オーガニック食品を買っていたが、歳を重ねるうちに、もうどうでもよくなってきて、調味料などキョウコのなかで譲れないものは、相変わらずオーガニック・ショップで購入しているが、その他のものはスーパーで買うようになった。特に問題はない。

(7)

さて、『れんげ荘』シリーズも4冊目となりました

お待たせしました、ついに50代に突入したキョウコさん

まだ、お金は底をついていないようですが、年金を待ち遠しく思うようになりました

やはり、年金
どんなに貯蓄していても、減る一方だと、気持ちは、安定しません

年金の存在って
ありがたいものですね

「少ない!」なんて文句言っちゃあダメですね😓

そうそう、この物語の中でも、文句ばかり言っている人は、見苦しいと言っています(笑)

さて、<今日のことば>です

この生活を始めたばかりは、『食』にこだわると言っていたキョウコさん
割高なオーガニック食品ばかり買っていました

しかし、50代になり、どうやら、そのこだわりも手放したようです

スーパーでも、新鮮な野菜や添加物の少ない食品、たくさんありますものね

お気に入りの調味料で調理すれば、味はそう変わらないと

調味料は大事!

私もここ何年、変えてません

使えるお金が多い時の生活を続けたまま、年金生活に入ると、悲しい思いをすると言われます

確かに、物足りなさや、惨めさはあるかもしれませんね

それでは、せっかく生きているのに楽しくありません

早いうちから、生活のダウンサイジングを心がける
キョウコさんを見習いたいところです

貧乏や不自由は偉大なのね。人間の頭を使わせてくれるのね

ゲーム感覚で、どこまで許せるか試してみる
今なら、十分楽しめそうです

今日が一番若い日!
私も楽しみながら、生活のこだわり、手放していきたいものです

感想(読書メーター)

50代のいわゆるFIREキョウコさん。人って、常に誰かの役に立っていたいと思うものだなぁと実感させられた。そして、年齢を重ねるごとに、人間ができている人と、そうじゃない人の差がはっきりすること。見事に描いた作品でした

本について

本のデータ

著 者 群ようこ
出版社 ハルキ文庫
発行日 2019年1月18日

無職のキョウコは都内のふるい安アパート「れんげ荘」で、相変わらずのひとり暮らし。六十歳すぎのおしゃれでしっかり者のクマガイさん、「旅人」をしていたが三十歳を過ぎて、人生模索中のコナツさんや、近所のネコ・ぶっちゃんなど、個性豊かな人々&猫に囲まれて、のんびり楽しく過ごしていた。だが、突然倒れて病院に運ばれていたキョウコの母親の入院は長引きそうで……。心豊かに生きるとは!?三十五万部突破の大ロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ第四弾。

(角川春樹事務所 公式サイトより)

若い人たちに
時に厳しく人生を教えます

50代になると、
人の役に立ちたくなるのね
わかる気がします

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