小川糸『なんちゃってホットサンド』を読んで、「年齢を重ねて出来なくなること」について考えた

小川糸

年を重ねると、出来ないことが多くなって、落ち込みます

こがねの
こがねの

こんにちは
今日の本はこちらです

今日の本

小川 糸 著 『なんちゃってホットサンド』
<川の水で桃を冷やす>より

いずみくん
いずみくん

諦めてしまったことありますか?

出来ないことは『工夫』でカバー!今までの経験を大いに活かして乗り切ろう

<今日のことば>

工夫するって、ホントに大事。
諦めたら、そこで終わりになってしまう


(川の水で桃を冷やす)

「ピンチ!」に見舞われた時、忌々しい気持ちになることはありませんか?

「ついてない」とか

「呪われている・・」とか

楽しみにしていた分、ものすご〜く、がっかりしますよね?

さて、著者も登山の前日の宿泊先で、登山靴の靴底が剥がれる不幸(?)に見舞われます

コンビニすらない場所で、靴を買い替えるどころか、ボンドすら買いに行けません

結局、宿に唯一あった『ビニール紐』をもらって、つま先にくくりつけ出かけたそうです

そんな応急処置でしたが、最高に良い体験ができたという著者

靴がダメになったからといって、登るのを諦めなくて良かった

もちろん、リフトでの山登りだそうで、本格的山登りでは、そうはいかなかったと思いますが・・

事前の点検は大事です!

さて、年配の方に聞くと、物干し竿に手が届かなかったり、ビンの蓋が開かなかったりと、日常にも「ピンチ!」が、しばしば訪れるようになるとか

小林聡美さんも、『茶柱の立つところ』の中で、『瓶のひとつも開けられなくて、田舎暮らししたいとか言っている場合か』といじけてたと書かれていました

小林聡美『茶柱の立つところ』を読んで、スローダウンすることについて考えた
歩いていて、追い越されると、マウント取られた気分になりますこ...

かく言う私も、だんだん出来なくなることが多くなり、ゲッ!と思うことがあります

ホント生きる気力まで失いそうで・・😱

でも、現金なもので、工夫を重ねたり、道具を使うことで解決できると、途端に元気になるんですよねぇ

諦めないことって
大事です

きっと、若い頃から頑張ってきた経験がものをいう時が来たのでしょう

人生の集大成!

これまでの失敗も、この先の人生のためにあったと思えば、報われますね

じゃんじゃん、素敵なアイディアを紡ぎ出して、快適なシニア生活送りましょう

そして、いいことは、どんどん伝えていきたいものです

ちょっとした
生きがいにもなるかも

大丈夫、きっと乗り越えられ

そう自分を励ましながら、お互い頑張っていきましょうね!

感想(読書メーター)

コロナ禍の過ごし方。あの頃、特有の神経質さが文章の中に反映されていて、あ〜そうだったなぁと思い出しました。家での保存食や身の回りのものを手作りする著者。この技術があれば、何があっても怖くないなぁと思いました。やはり、生きていくのに必要なのは、こういうことなのだと思いを新たにしました

本について

本のデータ

著 者 小川糸
出版社 幻冬舎
発行日 2024年2月10日

ベルリンから帰国して一年。海外旅行も行けなくなって、友人にも気軽に会えない。でも、そんな時こそ日々の暮らしを満喫。毎朝愛犬のゆりねとお散歩をして、家では梅干しを漬けたり、石鹼を作ったり。土鍋の修復も兼ねてお粥を炊いて、床を重曹で磨く。読書とヨガで息抜きをしたら、夕方には銭湯へ。今日という一日を丁寧に楽しく生きるのだ。

(幻冬舎 公式サイトより)

いずみくん
いずみくん

コロナ禍の生活や
社会状況。
なんだか懐かしい気持ち

政治的な話もあるんだけど、
なんだったけ?と思うほど
時間の流れの早さを感じました

『なんちゃってホットサンド』小川糸 | 幻冬舎
ベルリンから帰国して一年。海外旅行も行けなくなって、友人にも...
小川糸
作家
こがねのいずみ|note
アラカン主婦です。notoでエッセイ始めました。50代以上の...

コメント

タイトルとURLをコピーしました