親が「うちの子ではありません」とつい言ってしまう時は、子どもが多くの価値観を吸収し、成長した時だと知る
どんな絵本なの?
作者のレオ・レオーニさんは、アメリカの芸術家です。
この絵本は、孫たちにお話を迫られた時、偶然生まれた産物というなんとも微笑ましいエピソード。
ただの青と黄色の◯が紡ぎ出すストーリー
アメリカでは、この絵本の青と黄とが重なって全く違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。
(Amazonより)
年齢を重ねるごとに
感想が異なってきそうな絵本です
私も心が動きました!
さて、お話は
あおくんの家には、パパとママがいます。
パパとママも美しい青色。
そして、1番の仲良しは、きいろちゃん。
きいろちゃんもそして、きいろちゃんのパパとママも美しい黄色。
ある日、どうしてもきいろちゃんに会いたくなったあおくん。
見つけたとたん嬉しくって、2人は1つの緑色の◯になってしまいました。
さて、家に帰ると、どちらのお家にも入れません。
『「おや この みどりのこ うちの あおくんじゃないよ」』
『「おや この みどりのこ うちの きいろちゃんじゃないよ」』
うっ!ショック!
さて、続きはどうなるのでしょう?
相手の得体が知れないから、争いになる?攻撃避けたかったら、ある程度の自己開示を
天塩にかけて育てた我が子・・・
すっかり配偶者の色に染まって、まぁ腹立たしいこと!(笑)
親のブログを読むとよくありますよね。私も、気持ちわかりま〜す
何も人種差別にまで広げなくとも、身近なところにも潜んでましたね!(笑)
実際問題、私自身は、日本人の中でのほほんと暮らした人生なので、人種問題を多く語ることができません。
でも、多分、
相手のことがよくわからない→怖い→攻撃する、拒絶する
こんな図式が成り立っているんだと思います。
理解が進めば
受け入れられるのかもしれませんね
「安心してください、攻撃しませんよ」ってね!
関わるのが面倒だから
得体が知れないから・・
と、いつまでも拒絶体制をとっていると、何も始まりません。
まあ、何も始まらないのはいいとしても
協力して戦わないといけないとき(何と?)に、協力体制ができてなければ、互いに淘汰される危険があるかも(笑)
相互理解って大事よね!
実際、あおくんのパパとママも「緑になる」楽しさを覚えます。
最初は、否定しながらでもいいから、相手の価値観に飛び込んでみる。
今まで知らなかった価値観がプラスすること自体、経験値UPしたも同然。
わかれば、少なくとも恐怖感より、具体的な対処法に目が向けられるかも知れません。
お互い頑張ってみましょう!
相手の家に染まった我が子!
柔軟性において、子育て成功したね。
母たち、ブラボー!
この本で学んだこと
・得体の知れないものでも、理解しようと少しだけ努力してみる。余計な恐怖感は薄れるから・・
・多種多様の価値観を受け入れられる人は、柔軟性がある人
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