得体の知れない人は怖い「あおくんときいろちゃん」で学ぶ

昭和の絵本

親が「うちの子ではありません」とつい言ってしまう時は、子どもが多くの価値観を吸収し、成長した時だと知る

本のデータ 

作 レオ・レオニー 訳 藤田圭雄 出版社 至光社 
発行日1967年4月13日 3歳から

どんな絵本なの?

作者のレオ・レオーニさんは、アメリカの芸術家です。

この絵本は、孫たちにお話を迫られた時、偶然生まれた産物というなんとも微笑ましいエピソード。

ただの青と黄色の◯が紡ぎ出すストーリー

アメリカでは、この絵本の青と黄とが重なって全く違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。

(Amazonより)
こがねの
こがねの

年齢を重ねるごとに

感想が異なってきそうな絵本です

私も心が動きました!

さて、お話は

あおくんの家には、パパとママがいます。

パパとママも美しい青色。

そして、1番の仲良しは、きいろちゃん。

きいろちゃんもそして、きいろちゃんのパパとママも美しい黄色。

ある日、どうしてもきいろちゃんに会いたくなったあおくん。

見つけたとたん嬉しくって、2人は1つの緑色の◯になってしまいました。

さて、家に帰ると、どちらのお家にも入れません。

『「おや この みどりのこ うちの あおくんじゃないよ」』

『「おや この みどりのこ うちの きいろちゃんじゃないよ」』

いずみくん
いずみくん

うっ!ショック!

さて、続きはどうなるのでしょう?

相手の得体が知れないから、争いになる?攻撃避けたかったら、ある程度の自己開示を

天塩にかけて育てた我が子・・・

すっかり配偶者の色に染まって、まぁ腹立たしいこと!(笑)

こがねの
こがねの

親のブログを読むとよくありますよね。私も、気持ちわかりま〜す

何も人種差別にまで広げなくとも、身近なところにも潜んでましたね!(笑)

実際問題、私自身は、日本人の中でのほほんと暮らした人生なので、人種問題を多く語ることができません。

でも、多分、

相手のことがよくわからない→怖い→攻撃する、拒絶する

こんな図式が成り立っているんだと思います。

いずみくん
いずみくん

理解が進めば

受け入れられるのかもしれませんね

「安心してください、攻撃しませんよ」ってね!

関わるのが面倒だから

得体が知れないから・・

と、いつまでも拒絶体制をとっていると、何も始まりません。

まあ、何も始まらないのはいいとしても

協力して戦わないといけないとき(何と?)に、協力体制ができてなければ、互いに淘汰される危険があるかも(笑)

こがねの
こがねの

相互理解って大事よね!

実際、あおくんのパパとママも「緑になる」楽しさを覚えます。

最初は、否定しながらでもいいから、相手の価値観に飛び込んでみる。

今まで知らなかった価値観がプラスすること自体、経験値UPしたも同然。

わかれば、少なくとも恐怖感より、具体的な対処法に目が向けられるかも知れません。

お互い頑張ってみましょう!

こがねの
こがねの

相手の家に染まった我が子!

柔軟性において、子育て成功したね。
母たち、ブラボー!

この本で学んだこと

・得体の知れないものでも、理解しようと少しだけ努力してみる。余計な恐怖感は薄れるから・・

・多種多様の価値観を受け入れられる人は、柔軟性がある人

⭐️こちらのサイトより、Amazonや楽天など、お気に入りの店で購入できます

あおくんときいろちゃん - 至光社 0歳から100歳までのすべての子どもたちへおくる
あおくんときいろちゃん詳細をご覧いただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました