倦怠期の乗り越え方「しろいうさぎとくろいうさぎ」で学ぶ

昭和の絵本

まさに大人のための絵本。結婚のお祝いに送りたくなる理由があります。

本のデータ 

作・絵 ガースウイリアムズ  訳 まつおか きょうこ 福音館書店
初版発行日 1965年6月1日  4歳〜

どんな絵本なの?

白いうさぎと黒いうさぎのやさしい愛の物語

白いうさぎと黒いうさぎは、毎日いっしょに遊んでいました。でも、黒いうさぎはときおり悲しそうな顔で考えこんでいます。心配になった白いうさぎがたずねると「ぼく、ねがいごとをしているんだよ」と、黒いうさぎはこたえます。黒いうさぎが願っていたのは、白いうさぎといつまでも一緒にいられることでした。それを知った白いうさぎはどうしたでしょうか? 結婚式の贈り物に選ばれることも多い、優しく柔らかな2の匹うさぎの物語。

(福音館書店 公式サイトより)
いずみくん
いずみくん

おさななじみなのかな?

っていつも思います

可愛らしいお話ですよね。

ちょっと小さい子どもには、絵が怖いと不評なのですが・・

お話は、ハッピーエンドと受け取ってくれるようです。

何度も読んだ本なのですが、年を重ねるごとに見え方が違うことに気づかされます。

今日は、そんなことを少し考えてみたいと思います。

この本のすごさに気づくのは、結婚ン十年経ってから

「じゃ、わたし、これからさき、いつも あなたと いっしょにいるわ」

(同上)

アラカン世代。

夫が定年になったら「夫源病」になりそうだと、嘆く人の多いこと。

こんなセリフ、言える人、何人いるんでしょう?(笑)

でも、10代、20代のお年頃の頃だったら、言えたんだよね、きっと!

こがねの
こがねの

この本のうさぎ

僕たちみたい・・ですか?

こがねの
こがねの

うん、うん

酸いも甘い経験した世代が読むと、また違った意味でファンタジー要素満載な作品だと気付かされます。

結婚したら、悲しいことはなく、毎日が楽しいことばかり・・・

そんなことあるかい!と、本に突っ込んではみたものの・・・

結婚ン十年たった今も、開くたびに、あの頃、一緒に過ごせるだけで嬉しかった気持ちに引き戻されるのです。

いずみくん
いずみくん

「好きだ!」という気持ちを

なかなか告げられずにいた

かつての「くろうさぎ」さん

こがねの
こがねの

なかなかプロポーズしてくれないなと、じれったく思っていた

かつての「しろうさぎ」さん

それぞれがパートナーのことを、まず、ぼんやり思い浮かべるのではないでしょうか。

こがねの
こがねの

そして、

「ま、いいっか」

と、なります

そう、この本の魔法は、二人の関係が、ン十年となった時に、はじめて「かかる」のかもしれません。

いずみくん
いずみくん

末永く一緒に暮らす

おまじない!

結婚の贈り物・・としては、ホント最適ですね。

ところで、結婚すると、

・笑顔が絶えない家庭を作りたい

・温かい家庭が作りたい

と、言いますが、現実は、なかなか難しい。

若干でも、ムッとした顔の出番より、笑顔の出番が多いなら、それで良し!

こがねの
こがねの

決して、うさぎさんたちの

ようには行かないけど、

いいですよね

まとめ

・結婚記念日のたびに開きたい本。「一年に1回は、開いてみて」の言葉も贈りたい。

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