孫と読む 大人が読む「あおくんときいろちゃん」

絵本

(3歳〜)親が「うちの子ではありません」とつい言ってしまう時は、子どもが多くの価値観を吸収し、成長した時だと思う

あおくんときいろちゃん (至光社ブッククラブ国際版絵本) [ レオ・レオニ ]

価格:1,320円
(2023/1/11 15:02時点)
感想(79件)

どんな絵本なの?

作者はレオ・レオーニさんです。

アメリカの芸術家で、この絵本は、孫たちにお話を迫られた時、偶然生まれた産物です。

紙に色をつけて創り出したという登場人物。

ただの青と黄色の◯が紡ぎ出すストーリー。

アメリカでは、この絵本の青と黄とが重なって全く違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。

(Amazonより)
こがねの
こがねの

年齢を重ねるごとに

感想が異なってきそうな絵本です

私も心が動きました!

さて、お話は

あおくんの家には、パパとママがいます。

パパとママも美しい青色。

そして、1番の仲良しは、きいろちゃん。

きいろちゃんもそして、きいろちゃんのパパとママも美しい黄色。

ある日、どうしてもきいろちゃんに会いたくなったあおくん。

見つけたとたん嬉しくって、2人は1つの緑色の◯になってしまいました。

さて、家に帰ると、どちらのお家にも入れません。

『「おや この みどりのこ うちの あおくんじゃないよ」』

『「おや この みどりのこ うちの きいろちゃんじゃないよ」』

さて、どうなるのでしょう?

チビちゃんとしてみたいこと

色遊び

絵の具で、黄色と青を混ぜると本当に緑になるのか?

他にも“赤と青”とか、“白と赤”とか・・やってみたいですね。
(粘土や色水もいいかも・・)

こがねの
こがねの

肌色もオレンジと白とか、

幼稚園で習った時は、驚きました!

こがねの
こがねの

でも、この色を肌色という人は、

世界でも限られているのよね。

後で知るんだけど・・

色って不思議です。混ぜ方でいかようにも美しくも汚くもなる・・・

人間もかしら・・?

一緒に綺麗な色を作ってみましょう!

違いを受け入れることを考えてみる

もし、パパとママが「うちの子じゃありません」と言ったらどうする?

きっとそう質問したら、悲しくなりますよね。

昭和の頃、この叱り方、多かったです。

「言うことが聞けないのなら、うちの子ではありません」

大体が、子が親の意見を聞かず、自分の主張を通そうとする時の親の最終兵器。

力技で負けました(笑)

でも、子どもも外に出れば、多種多様の価値観に染まりますから、仕方ないですよね。

こがねの
こがねの

みどりちゃんってそういうこと

なんですよね。

こがねの
こがねの

でも、どんなにみどりちゃんになっても、
あおくんもきいろちゃんも本質的なものは変わらないはず・・

そう思うと、パワーアップしたと捉えるのがいいのかもしれません。

そして、友達もある日突然、変わってしまうことがあるかもしれないという現実。

こがねの
こがねの

離れていくこともあるよね

そんな時、悲しいけど、みどりちゃんになってしまったんだなぁと、受け入れられたり、共に成長したりできるといいですね。

チビちゃんが・・・私もか?

大人が読む「あおくんときいろちゃん」

天塩にかけて育てた我が子・・・

すっかり配偶者の色に染まって、まぁ腹立たしいこと!(笑)

こがねの
こがねの

親のブログを読むとよくありますよね。私も、気持ちわかりま〜す

何も人種差別にまで広げなくとも、身近なところにも潜んでましたね!(笑)

実際問題、私自身は、日本人の中でのほほんと暮らした人生なので、人種問題を多く語ることができません。

でも、多分、

相手のことがよくわからない→怖い→攻撃する、拒絶する

こんな図式が成り立っているんだと思います。

こがねの
こがねの

理解が進めば

受け入れられるのかもね

「安心してください、攻撃しませんよ」ってね!

関わるのが面倒だから、得体が知れないから・・と、
いつまでも拒絶体制をとっていると、何も始まりません。

何も始まらないのはいいとしても、
協力して戦わないといけないとき(何と?)、
協力体制ができてないばかりに、
互いに淘汰される危険も(笑)

こがねの
こがねの

相互理解って大事よね!

実際、あおくんのパパとママも「緑になる」楽しさを覚えます。

最初は、否定しながらでもいいから、相手の価値観に飛び込んでみる。

今まで知らなかった価値観がプラスすること自体、経験値あげたも同然。

わかれば、少なくとも恐怖感より、具体的な対処法に目が向けられるかも知れません。

お互い頑張ってみましょう!

こがねの
こがねの

相手の家に染まった我が子!

柔軟性において、

子育て成功したね。
母たち、ブラボー!

この本で学んだこと

・得体の知れないものでも、理解しようと少しだけ努力してみる。余計な恐怖感は薄れるから・・

・多種多様の価値観を受け入れられる人は、柔軟性がある人

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